2007-10-31

国際原油価格が3%台の急落

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国際原油価格が1バレル90ドルを超えるなか、石油輸出国機構(OPEC)が産油国の増産を示唆した。

アラブ首長国連邦(UAE)石油相であるモハメド・アル・ハムリOPEC議長は30日(現地時間)、英ロンドンで開かれた石油カンファレンスで「現在の原油価格水準はOPECの目標水準を反映したものではない」とし、「市場が必要とすればOPECは1日3050万バレルのほかに余剰生産能力を活用して石油をさらに供給する」と述べた。世界の原油生産の40%を占めるOPECは9月に、11月1日から1日50万バレルを増産することを決めたが、その後、原油価格はむしろ20%も上昇した。OPEC加盟国は11月17日にサウジアラビアのリヤドで会合を持ち、12月5日にアブダビで開かれる会議で原油生産水準を最終決定する予定だ。

また、これまで原油価格100ドル時代を予告してきた米投資銀行ゴールドマン・サックスは同日の投資報告書で「今は原油市場で利益を確定する時だ」と明らかにした。ゴールドマン・サックスは「長期的に原油価格の強気見通しは依然として変わらないが、短期的な上昇余地があるかは慎重だ」とし、「来年1〜3月期末の原油価格を1バレル80ドル台とみる下押し圧力が次第に力を得ている」と明らかにした。

OPECの増産示唆とゴールドマン・サックスの報告書の影響で、3日連続で史上最高値を更新していた国際原油価格は30日、3%以上急落した。同日、米ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で12月渡し分のウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は前日比3.15ドル(3.4%)下落し、1バレル90.38ドルで取引を終えた。ロンドンICE先物取引所の12月渡し分の北海ブレント原油も3.03ドル(3.4%)下落し、1バレル87.29ドルとなった。

しかしドバイ原油の現物価格は前日比0.23ドル高い1バレル83.64ドルとなり、最高値の更新が続いた。

ブルームバーグ通信は同日、寒い冬が訪れる11月以降の3カ月間、国際原油価格が平均80ドル程度を維持した後、その後100ドルに達する可能性が大きいと報じた。国際原油価格の専門家も、米ドルの持続的な弱さが原油価格の上昇を促しかねない点を指摘した。

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