鄭相坤(チョン・サンゴン)前釜山国税庁長に上納の供述を翻すよう促したとされる李炳大(イ・ビョンデ)釜山地方国税庁長は同日、記者会見を自ら申し出て、事件の経緯と理由を明らかにした。
以下は会見の要旨。
金相鎮(キム・サンジン)事件が始まった8月初め、全君杓(チョン・グンピョ)国税庁長が「鄭潤在(チョン・ユンジェ)秘書官、大変なことになったな、国家的にどれほど大きな恥か」という話をした。最初は鄭秘書官の名前が(報道に)出ておらず幸いだ、そう思った。また(鄭前庁長が)1億ウォンを受け取って他の人に渡したのなら、鄭秘書官か、全庁長に人事を頼める(有力な)人物だったのだろう。個人的にはそう考えた。
それから10日余り過ぎ、全庁長に別の報告をする際、全庁長が私に「鄭前庁長に面会に一度行ってみたか」と尋ねた。それで「行っていない」と答えると、「それでも前任の庁長なのに面会に一度も行かないのか」と言った。それで2、3日後に釜山地検に電話をかけ、鄭前庁長に会った。
釜山地検の捜査室で席を設けてくれ、刑務官1人と鄭前庁長、私の3人でいた。そのとき録音や録画がされているとは知らなかった。そのとき録音されたものを聞けば本当かどうか分かるだろう。30分以上話した。当時、全庁長と関係があるとはまったく考えず、「賄賂を政界や周囲の人に渡したのなら国家に何の役に立つのか。男として胸に納めていくのはどうか」と話した。また「(過去に)拘束された韓国国税庁のある幹部が前職の国税庁長に金を渡したことを供述したことがあったが、出てきてみると人々が敬遠してよくなかった。そんな必要があるのか、一人で抱えていくのはどうか」と言った。
その時点までは、金を渡した先は(全庁長に人事を頼めるような)政界だと考えていた。それで「政界など他のところに渡したのではないか。少しずつ渡したものについて話をするなら互いに疲れるだけではないか」と、このように話した。
23日に国政監査を受けて3日ほど経ったところで、私が供述の翻しを求めたという報道が出た。検察庁の人たちがいる場で、翻しを求めるなどとんでもないことだ。
国政監査が終わった後、検察が召喚して鄭前庁長に面会した内容を聞いてきた。供述の翻しを求めたのかという質問に「懐柔した事実はない」と答えた。「鄭秘書官について全庁長が心配していた。賄賂の事実が出なければよいと言っていた」と話しただけだと述べた。私は「政界が騒がしくならないよう、前職幹部の例を挙げてあなた一人で抱えていけ」という趣旨の話をした。国税庁長を指して話したことはない。
以下は一問一答。
−国税庁長が外遊に出るたびに慣行として車馬費を渡す慣行については。
▦慣行は私には分からない。私は金を渡したことはない。金のある人は渡すこともあるでしょう。
−そうした慣行はないということですか。
▦個人的な問題として話さない。






