2008-01-31

韓EU FTA、原産地基準などで立場の差縮まらず

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昨年10月にソウルで開かれた韓国と欧州連合(EU)の自由貿易協定第4回交渉で、自動車の技術標準や物品譲許などをめぐって交渉が進展しないと、金漢秀(キム・ハンス)韓国側代表は「EUは航空母艦、韓国は駆逐艦に例えられる」と述べた。27の加盟国で構成されるEUは、加盟国間で合意された水準の枠内でのみ交渉が可能であり、敏感な事案の場合は帰国後に内部調整を通じて決定できるということだ。このようなEUの航空母艦式の交渉態度は、今回の第6回交渉でも繰り返された。

◇小枝は一部切り落としたが…=第6回交渉の終了時点を1日残した中、今回の交渉の当初の目的であった「非争点分野の妥結」はある程度の成果を上げた。しかし期待を集めた知的財産権分野は、肯定的な反応は引き出したものの、妥結までには至らなかった。

まず、貿易救済・競争・紛争解決・透明性・電子商取引など5部門は事実上妥結した。特に貿易救済分野のうち農産物のセーフガードも導入することにした。また非関税障壁に関連し、自動車の技術標準を除く電気・電子、ワイン・蒸留酒、化学物質など残りの分野については解決の糸口をつかんだ状態だ。さらに政府調達は韓国の公企業を追加で開放せず、双方の民間投資事業について差別せず開放するという方向で意見がまとまり、サービス・投資のうち最恵国(MFN)待遇は双方がFTAを締結した後に限定して付与することにした。

しかし知財権の妥結宣言は次回交渉に持ち越された。金代表は「公演報償請求権や医薬品データの独占期間などでEUは韓国側が提示した案に肯定的だ」としつつ「しかし最終決定は本国に戻った後に決めることにしたものと理解している」と述べた。

◇繰り返されたEUの航空母艦式交渉=第6回交渉は3大争点のうち自動車の技術標準、物品譲許などが議論の対象から最初から外れた。もう一つの争点である原産地基準の場合も、業種別に韓国側の立場を説明する水準にとどめることにしたため、事実上交渉の議題でもなかった。そのため非争点分野に重点を置いた第6回交渉は、それなりに順調に進むとの期待も大きかった。第6回交渉を終えた後、第7回交渉前に不十分な点は別途の議論を通じて仕上げ、第7回以降に「ビッグディール」を通じて韓EU FTA交渉の妥結宣言を行うという計画も立てた。

しかし第6回交渉でもEU側は依然として27カ国で構成される特殊性のみを固守している。内部で合意された枠内でのみ交渉ができるということだ。知財権や原産地基準などでも従来の立場を繰り返すだけだった。韓国側の修正提案についても「交渉現場」では決定できないと答えている。

韓国側交渉団の関係者は「敏感な分野については何の全権もないのに、交渉に弾みがつくことを期待できるだろうか」と不満を示した。別の関係者も「自動車の技術標準や原産地基準などに対する要求水準は頑固でありながら明確だが、韓国側の要求については常に即答を避けたり、従来の立場を繰り返すだけだ」と述べた。

交渉がこのような一進一退を繰り返す中、韓EU FTAは韓米FTAの第7回交渉より少なくとも1回以上多い第8回、あるいはそれ以降にようやく妥結するとの見通しが出ている。

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