李明博(イ・ミョンバク)大統領の夫人である金潤玉(キム・ユンオク)氏の従姉である金玉姫(キム・オクヒ)氏(74)が、請託の名目で30億ウォン余りを受け取った疑いで検察に逮捕された。
ソウル中央地検金融租税調査2部(部長・禹柄宇=ウ・ビョンウ)は、第18代総選挙の公認過程でハンナラ党の公認を受けられるようにすると持ちかけ30億ウォン余りの金銭を受け取った疑い(特定経済犯罪加重処罰法上の詐欺)で、金氏の従姉である金氏を緊急逮捕して調べていると31日明らかにした。
検察によると、金氏は第18代総選挙を前に、金鍾元(キム・ジョンウォン)ソウル市バス運送事業組合理事長から国会議員の公認を受けられるようにするとの名目で金品を受け取った疑いを受けている。金理事長はハンナラ党の公認を得るためブローカーのK氏に数十億ウォンを渡し、このうち相当額が金氏に渡ったとされる。検察はブローカーのK氏についてはこの日、拘束令状を請求した。金氏については補充捜査の後、拘束令状を請求するかどうかを決めるとされる。
検察は金氏らが金理事長から金銭を受け取った経緯や受け取った金をどのように分配したか、またどこに使ったのかなどを集中的に調べた。検察はブローカーのK氏が金理事長に対し、大統領夫人の従姉である金氏を前面に立て「国会議員の公認に影響力を行使してやる」と持ちかけて接近し、金品を手にしたとみている。検察は彼らの身柄を確保した後、大統領府やハンナラ党の党職者などへの調査を通じ、彼らが実際に金銭を受け取った見返りとして政界で「公認ロビー」を行ったのか、あるいは大統領の親戚として外圧を行使したのかどうかを確認する計画だ。
検察関係者は「現時点では彼らが金銭を受け取った事実だけが確認されており、彼らが金氏を国会議員にするためにどのような具体的な働きかけをしたのかは、調べてみなければ分からない」と述べた。ブローカーのK氏は内装業者を運営する自営業者で、金氏は平凡な主婦だとされる。
検察は金理事長が公認の請託とともに渡した金額が数十億ウォン台に達する点が不自然だとみて、金理事長に対し資金を調達した経緯なども把握する方針で、波紋が広がると見込まれる。






