2008-12-31

産業技術の暗い面も展示、教育性を最大化

本文はAIによる機械翻訳です。見出しは原文(韓国語)のまま表示しています。正確な内容は原文をご確認ください。

マルク・ジラール フランス・パリは世界の文化革命を主導する中心地である。パリで最近、また別の形の文化革命が始まっている。震源地は、世界の産業技術体験館のロールモデルと呼ばれるラ・ヴィレット科学産業館。産業技術の体験を一つの文化活動へと昇華させ、パリ発の産業技術革命を主導しているのだ。フランス政府は、優秀な人的資源の流出という危機に陥った産業技術界をラ・ヴィレットが救ってくれると期待している。

ラ・ヴィレットの中核戦略は、面白い産業技術体験に加え、未来の技術変化に応える素早い展示物のアップグレード、産業技術の光と影の双方を見せる批判的展示など、教育性を最大化した展示・運用システムの構築である。教育効果に注目した数多くの教師や保護者が自ら子どもと共にここを訪れるようにし、産業技術に親和的なマインドを社会全般へ広げているのだ。とりわけ現場を訪れた教師たちに実験と体験中心の教授法を積極的に伝授し、公教育の変革まで誘導している。

文化へ昇華した産業技術

欧州には悠久の伝統と歴史を誇る産業館や科学館が数多く並ぶ。しかし欧州で真の産業技術体験館に出会おうとすれば、フランス、その中でもパリへ行かなければならない。欧州の産業技術体験館の母と呼ばれるラ・ヴィレット科学産業館がそこにあるからだ。

フランス政府とパリ市が産業技術文化の振興を目標に1986年に設立したラ・ヴィレットは、世界の産業技術体験館の中で最大の成功事例に挙げられる。比較的短い歴史にもかかわらず、毎年300万人以上が訪れ、多様な産業技術を自ら体験しているのだ。開館以来22年間の累計来館者は実に6,700万人に達する。

一つの(?)産業技術体験館が、これほど長期間にわたり冷めない人気を謳歌する秘訣は何か。広報担当者のジャド・ロバトゥ・ド・フォリアは「フランスでラ・ヴィレットに来ることは一つの文化である」という言葉で答えに代えた。人々がラ・ヴィレットをルーブル美術館やオルセー美術館と変わらない文化生活の空間と考えているという話だ。

平日と週末の来館者数の差が大きくないことは、それを裏づける良い指標である。平日は閑散とし週末は人であふれる通常の産業技術体験館のように、時間があるときに遊びに来る場所ではなく、わざわざ時間を割いて訪れる文化の名所になったことを立証するからだ。全体の来館者のうち再訪者の比率が48%に達することも、ラ・ヴィレットの文化的価値をよく示す事例である。

フォリアは「産業技術体験館の究極の存在理由は、産業技術の体験を文化へ昇華させることだ」とし、「そうでなければ産業人材の養成や産業技術文化の拡散は空虚な山びこにすぎない」と強調した。

弊害も包み隠さず見せる

文化へ昇華した産業技術のためにラ・ヴィレットが選んだ戦略は教育性の強化である。各展示物の教育的な有用性を最大化し、未来の産業技術界の担い手となる青少年と子どもを集中的に攻略するのだ。もちろんここで言う教育性の強化は、教育プログラムの運営、教材の配布など誰もがやっている平凡なものではない。ラ・ヴィレットはむしろ産業技術の暗い面を包み隠さず見せることに答えを見いだした。

展示責任者のマルク・ジラールは「開館初期には産業技術の成功と優秀性を知らせることに注力した」としつつ、「しかしトゥールーズの化学工場爆発事故など欧州内で相次いだ大型産業災害により産業技術に対する大衆的信頼が崩れた後、方向を転換した」と語った。彼は続けて「今は市民が産業技術の光と影を正確に把握し、正しい判断能力を培うことを最大の価値としている」と付け加えた。

実際、ラ・ヴィレットの主要展示場にはこうした信念がそのまま溶け込んでいる。1階のエネルギー館と自動車館では、それぞれ過度なエネルギー資源開発の弊害、自動車排気ガスによる地球温暖化誘発の問題を併せて知ることができる。また1階と2階に分かれた流行性伝染病の展示場では、高価な薬価による貧困層の治療権剥奪の論争が提起されている。

これは特定企業の後援を受け、その企業の製品を中心に展示物を構成する際も例外ではない。一例として巨大石油化学企業トタルの企画展示では、石油使用に伴う地球環境の破壊と石油資源確保のための国際紛争の問題を扱うことを義務化した。またあるアルミニウム企業の場合も、アルミニウムが健康に及ぼしうる害悪に関する情報提供を契約書に明示した。

これだけではない。社会的イシューに合わせ2~9カ月単位で入れ替わる企画展示、産業技術の発展に迅速に応える展示物のアップグレード、幼児教育の専門家が常駐する2~7歳および5~12歳の専用館、科学産業・健康・デジタル・職業に区分された専門図書館など、ラ・ヴィレットのすべての運営システムが教育性に焦点を合わせている。まさにこれが、5層4万平方メートルの展示空間に広がる1,100種余りの体感型展示物とシナジー効果を生み、教育的価値を倍加させているのだ。

公教育の革命も図る

ラ・ヴィレットのこうした試みは効を奏した。幼稚園と小・中・高校の教師が教育的な有用性に注目し、パリはもちろんフランス全域から子どもを連れてラ・ヴィレットを訪れ始めたのだ。

ジラールは「昨年の場合、有料来館者3人のうち1人が学校団体の来館者だった」としつつ、「とりわけ無料来館者を含む全体の来館者のうち57%が20歳以下の子どもと青少年だ」と語った。このように早期に産業技術と接する機会が増え、社会全般に産業技術親和的なマインドが広がっているのは当然である。

現在ラ・ヴィレットは、こうした効果を増幅させるための3大プロジェクトを推進している。第一に、インターネットを活用した展示場の無限の拡張である。ホームページを通じ高品質の教育コンテンツを提供することが骨子。すでにそのための大々的なホームページのリニューアルに着手しており、来年初めに多様なミニサイトで構成された第1次バージョンが披露される。また来年第1四半期内に、ニューメディアとして脚光を浴びるインターネットTV(IPTV)も開局し、産業技術に関する初期教育を実施する計画だ。

第二に、難しい産業技術のテーマを易しく面白く解き明かす産業技術研究者の発掘である。大衆の産業技術理解力の向上のため、研究者には大衆と出会える舞台を積極的に用意するという方針だ。

最後は公教育の革新。ラ・ヴィレットを訪れた教師に実験と体験中心の教授法を積極的に伝授することで、国家の産業技術教育そのものに変革を起こすというもの。ジラールは「フランスで教育システムの改善は最も成し遂げにくいことの一つだが、数年間の努力により少しずつ変化の兆しが起きている」とし、「長期的なプランを立て、より多くの教師にラ・ヴィレットのビジョンを移植できるよう努力する計画だ」と強調した。

「体験館の規模より運営ノウハウが重要」

ラ・ヴィレット科学産業館 展示責任者 マルク・ジラール

ラ・ヴィレット科学産業館の展示物の設置と運営を担うマルク・ジラール展示責任者は、大規模な産業技術体験館を建てたからといって理工系の危機が解消されるわけではないと強調する。物理的な規模よりも、どう運営するかがより重要だということだ。以下はジラールとの一問一答。

-韓国は今、理工系の危機が深まっている。

▦欧州も同じ状況だ。とりわけフランスは産業技術より芸術・文化を重視する特性が強く、エコール・ポリテクニークのような産業技術エリート校を卒業した秀才までもが安定した職場を求め、財政専門家や公企業の経営者など非理工系へ進む事例が増えている。我々が根本的な解決策を探そうとしているのも、まさにこの部分だ。

-産業技術体験館が危機の解消に役立たないという意味か。

▦それは違う。ただ、これまでの経験から見て、無条件に大きな建物を建て、面白い体験型の展示物を詰め込むことが最善ではないと指摘したい。これは産業技術に接する機会を高め興味を刺激することはできるが、産業技術界の人材難の解消には限界があることを直視しなければならない。ラ・ヴィレットも、外的な成長に比べ実際の人材養成への寄与度は高くないという相反する現実に直面している。まだ答えを見いだしてはいないが、インターネットを活用した潜在的空間の拡大、公教育改革などがこの格差を縮めてくれると期待しており、新しい方法を見つけ出すため研究を続けている。

-展示物の選択基準は。

▦来館者の関心事と、産業技術界の専門家が重要と考える現在のイシューの交差点を見る。こうしてこそ大衆が望むものと、彼らに必要なものの双方を与えられる。またどうすれば産業技術への大衆的なアクセス性を高められるか、革新的な思考を鼓舞できるかも悩む。2009年下半期中に3,000平方メートルの空間を活用し、革新企業が自らの技術を直接見せ説明できる「革新ギャラリー」展示場をオープンしようとしているのも、その一環だ。

-産業技術体験館を運営する際に注意すべき点があるとすれば。

▦端的に語りにくい問題だ。基本的には産業技術界とのパートナーシップが前提とならなければならない。しかし企業密着型の展示、すなわち製品中心の展示を行う際には注意が必要だ。来館者が産業技術なのか企業広報なのか混乱するからだ。そうなれば何の効果も得られないまま、当該企業への反感だけが起きることもありうる。産業界の広報と産業技術体験館の社会的責任の交点をうまく探さなければならない。

原文(韓国語)を読む