2009-05-31

ウォルマート、インド量販店1号店を開業

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世界最大の小売流通企業であるウォルマートが、11億人の消費者を抱えるインド市場に挑む。

AP通信によると、ウォルマートの現地合弁会社「バルティ・ウォルマート」は30日、パンジャブ州アムリトサルに流通センター「ベスト・プライス・モダン・ホールセール」1号店を開いたと明らかにした。

これによりウォルマートは、現地合弁会社設立から2年でインド市場で初の営業を開始することとなった。

バルティ・ウォルマート関係者は「ベスト・プライス・モダン・ホールセール1号店では現地で調達した6,000品目を販売する」とし、「今後3年間でインド全域に同じ形態の店舗を10〜15店追加で開く予定だ」と説明した。

ウォルマートはここ数年間、インド流通市場への進出を多角的に模索したが、インド政府が国内流通産業および零細流通業者の保護を理由に外国企業に対する流通市場の完全開放に反対したため、思いを果たせなかった。

これによりウォルマートは自社看板を掲げた小売流通業を諦め、2007年に現地企業のバルティ・リテールと合弁法人を設立して市場に進出する方向に軌道を修正した。このためウォルマートはディスカウントストア形態の複合ブランド店舗を通じた小売営業ができず、品目別に個別ブランドを開発して卸売り販売する方式を取ることとなった。

一方、最近行われたインド総選挙で国民会議派主導の統一進歩連合(UPA)が圧勝し、左派政党などの助けなしに独自の政府構成が可能となったことで、これまで停滞していた経済全般の改革が急速に進むとみられ、その過程で流通市場の開放も実現する可能性が高まった。

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