第3回慶尚南道女性賞の受賞者に、韓国女性CEOセンターの趙賢順(チョ・ヒョンスン、58)館長が選ばれた。
2006年に制定されたこの賞は、女性の権益増進と両性平等社会の実現、地域社会の発展に寄与した人に与えられる。趙館長は慶南道女性政策発展委員会の功績審査の結果、昨年まで11年間、昌原女性の家の館長を務め、10代の家出少女や家庭・社会で暴力に苦しむ女性とその子どもを保護・善導し、国内最高の女性福祉施設のモデルをつくり出したとの評価を受けた。
10代の少女のための別途の保護施設である慶南ポムスクの家と、この子どもたちの教育のための代案学校ポムスク学校などを自ら設立し、「危機の少女」たちが社会に進出するのも助けてきた。特にポムスクの家で生活する少女たちが毎年、白頭大幹の縦走に挑戦したり、自転車で国土を縦断する「美しい挑戦」や、役割劇「美しい飛行」などは全国的に大きな注目を集めてきた。
趙館長は英国の家庭内暴力被害女性のシェルターを訪問したことを契機に、1991年に馬山カトリック女性会館に「女性の憩いの場」を開き、女性福祉運動に足を踏み入れた。
その後、家出少女の売春行為の予防と暴力の根絶、帰宅支援、女性暴力の予防と被害者保護に関連する多様な事業を推進した。
こうした功労が認められ、1998年9月には家出少女シェルター全国協議会の初代会長を務め、全国の善導保護施設の活性化にも寄与した。
地域環境運動団体である馬昌環境運動連合の共同議長も務め、昨年は慶南で開かれた世界女性人権大会の執行委員長を務めて国際行事を成功裏に執り行う「手腕」を発揮した。
彼女は昨年、10年余りにわたり基盤を築いてきた昌原女性の家などの運営を後輩の運動家に譲り、女性指導者を養成するために河東で韓国女性CEOセンターを開いた。
趙館長は「生きていくうえで当然すべきことをしただけであり、性暴力と家庭内暴力の被害女性がいなくなってほしいというのが最大の願いだ」と受賞の感想を述べた。






