2010-02-28

人口密集地を外れ…固い地質も一因

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今回のチリ大地震の被害規模が予想より大きくないことが明らかになり、その理由に関心が集まっている。

チリを襲った地震は、先月12日にハイチで発生したマグニチュード7.0の地震より800~1000倍に達する威力を持っていたと伝えられたが、これまでに把握された人的被害はハイチの時とは異なり数百人程度と推定されている。

専門家はチリが比較的少ない被害にとどまった理由として、何よりも頻繁な地震に慣れた強い耐性を挙げた。チリでは地震そのものを感じられない無感地震を含めて年間200万回の地震が起こるうえ、マグニチュード8以上の強い地震も年1回以上発生するため、国家全体が地震に常に万全の備えをしているという。

英BBC放送は、今回の地震で死者数が大きく増えなかった理由として国家の「備えのある状態(preparedness)」を挙げ、チリ政府と国民が普段から緊急事態にどう対処するかを知っていると説明した。

厳格な建築法規や、世界のどこよりも多い地震専門家の存在など、地震に強いインフラも被害を減らすのに大きな役割を果たしたと分析されている。崩れた建物のがれきの中から遺体の発掘作業が進めば死者数は大幅に増えると予想されるが、多くの建物が当初から耐震設計で建てられていたおかげで、地震の衝撃に砂の城のように崩れ落ちることはなかったという。

特に、地震被害が首都ポルトープランスに集中したハイチと異なり、地震は首都サンティアゴから325キロ離れた場所に集中して人口密集地を避け、ハイチが地表面からわずか13キロの深さで地震が発生したのとは異なり、チリは震源地が地下34キロの地点で威力が相対的に弱かった。

ハイチと異なるチリの地質環境も注目すべき部分である。アルゼンチン国立地質予防所のアレハンドロ・ジウリアーノ所長は「チリは硬い地質を持っているのに対し、ハイチはそうではない」と説明した。

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