日本は情報技術(IT)業界で世界に名だたる強者がそろう国である。ソニー、パナソニック、シャープ、富士通などは、名前を聞くだけで並々ならぬ実力が感じられる企業である。このためこれまで日本のIT機器市場は、事実上難攻不落の代名詞である堅固な「大坂城」を思わせた。
外国企業の市場参入があまりに難しいため、チャールズ・ダーウィンの発見で有名になった絶海の孤島「ガラパゴス」というあだ名まで得るほどだ。シャープが作るスマートフォンとタブレットPCの名前が「ガラパゴス」であるほどである。完全にかけ離れた自分たちだけの市場であるという点を公然と示してきたわけだ。
しかし、どの市場にも機会はあるものだ。鉄壁の要塞のようだった日本のIT機器市場はSamsung Electronicsとアップルによって亀裂が生じ始め、LG電子やパンテックなど韓国企業も一斉に攻略を進めており、開放が不可避となる状況へと変貌している。
昨年上半期にアップルがiPhone 4、iPadで日本のIT市場に先攻を加えた後、Samsung Electronicsが昨年10月からギャラクシーS、ギャラクシータブで猛攻を浴びせている。日本のIT市場調査会社BCNによると、日本のスマート機器市場でSamsung ElectronicsのギャラクシーSは12月末に販売1位を記録し、iPhone 4の32GBが5位、16GBモデルが6位、Samsung Electronicsのギャラクシータブが8位を記録した。対日攻勢の先頭走者であるSamsung Electronicsは長期間にわたり日本市場進出を準備して結実させ、これを受けて他の韓国企業の進出も強化される傾向にある。
LG電子は日本市場攻略のため陣容を再整備している。スマートフォンや第4世代移動通信技術「ロング・ターム・エボリューション(LTE)」設備などプレミアム製品を日本で販売するためである。経営正常化が完了したパンテックもプレミアムスマートフォンを投入し始めるなど自信に満ちている。最善を尽くして準備し叩けば開かないものはないのが世の理であり、不可能はない。新年、韓国のIT企業は日本列島でも新たな希望を見いだせるだろう。






