2010-12-31

「イランが北朝鮮の核実験・ウラン濃縮の資金源」

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北朝鮮はイランから相当な財政支援を受けて共同核実験を行うことで合意しており、イランに代わってウラン濃縮作業を行っている可能性が高いという主張が提起された。

イラン革命防衛隊で米中央情報局(CIA)のスパイとして活動したレザ・カリリ(ペンネーム)は30日、フォックスニュースのインターネット版に寄稿した文章でこのように分析し、「最近『ウィキリークス』が暴露したように、北朝鮮はイランがすべての西欧諸国の首都を狙える核弾頭搭載ミサイルの隠し場所の役割も果たしている」と懸念を示した。

同氏は「北朝鮮が(11月に米国の核専門家であるジークフリード・ヘッカー・スタンフォード大国際安全保障協力センター所長一行に)ウラン濃縮施設を公開したことも、イランに代わってウラン濃縮作業を行っている可能性を高める」とし、「イランは軍事的報復を避けながら、核弾頭とそれを搭載できる弾道ミサイルを開発するまで北朝鮮との隠密な協力関係を続けるだろう」と展望した。

北朝鮮はイランに、中東地域の米軍基地とイスラエル全域を射程圏に収める中距離弾道ミサイル「シャハブ-3」(射程2000km)の技術を提供したのに続き、イランの核爆弾開発など多様な核プログラムで緊密に協力している。核実験情報をイランと共有し、濃縮ウランを旧型(P1型)遠心分離機より2.5倍以上生産する新型(P2型)遠心分離機の開発を支援したのがその例だ。

北朝鮮は1998年から2001年の間にパキスタンのアブドゥル・カーン博士からP1型遠心分離機20台とP2型遠心分離機の設計図を提供され、ウラン濃縮技術を開発したと知られている。ウラン原子爆弾1個を作るためには、1年間P1型遠心分離機2500~3000基、またはP2型1000~1200基を稼働させればよい。

イランはナタンズ(Natanz)核燃料生産基地に、すでに3個の核爆弾を作れる濃縮ウランを保有しており、ウラン同位体のうち核兵器原料として使われるU-235の純度を20%水準まで高める濃縮作業を公然と進めている。カリリは「ここから原子爆弾を作れる93%の高濃縮段階に到達することはそれほど難しくない。イランはすでに数カ月前に兵器を作れる水準(weapon-grade level)のウラン濃縮に成功した」と伝えた。

イランはさらに、年間10トンほどの核燃料と2個の核兵器を作れるプルトニウム生産施設(nuclear fuel facility)も保有している。アラクの重水炉プラントも完工段階にあり、西側諸国が2015年までは不可能と推定していた核爆弾級プルトニウムの生産能力も間もなく備えることになる。次第に活発になるロシアの支援でブシェール原発が完全稼働すれば、1~2年で60個の核爆弾を作れる核兵器級プルトニウム(300kg以上)を生産できるようになる。

カリリは「イスラエルと米国を破滅させると公言してきたイランが核爆弾を持つことになれば、恐ろしい災厄がもたらされるだろう」とし、「北朝鮮で間もなく実施される核爆弾実験は、イランの核開発を阻止できる時間がいくらも残っていないというシグナルだ」と警告した。

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