Samsung Electronicsが「ギャラクシータブ10.1」のドイツ国内販売禁止の仮処分決定に対する控訴審で、アップルに敗訴した。
ドイツ・デュッセルドルフ高等法院は、Samsung ElectronicsがタブレットPC「ギャラクシータブ10.1」の販売禁止仮処分の取り消しを求めてアップルを相手に提起した控訴審を棄却すると31日(現地時間)明らかにした。デュッセルドルフ高等法院は「Samsung Electronicsのギャラクシータブ10.1はアップルのiPad2の名声と地位を悪用しているとみられる」とし、「これに伴い、ドイツ国内でギャラクシータブ10.1の販売を禁止した法的効力をそのまま維持する」と説明した。
今回の判決は、昨年9月にドイツの裁判所がアップルの仮処分申請を受け入れ、ギャラクシータブ10.1のドイツ国内販売を禁止したことに対し、Samsung Electronicsが提起した控訴審である。当時アップルは、Samsung ElectronicsのギャラクシータブがiPadをそのまま模倣したとして、製品に対する欧州域内での販売禁止と損害賠償などを請求した。続いてドイツの裁判所は、販売禁止の対象国をドイツに限定する条件でアップルの仮処分申請を受け入れた。
しかし、今回の判決によってSamsung Electronicsが直接的な打撃を受けることはないとみられる。Samsung Electronicsは昨年、ギャラクシータブ10.1のドイツ販売が禁止されると、スピーカーのデザインと外枠の材質を変えた「ギャラクシータブ10.1N」を投入した。アップルはこの製品についても販売禁止の仮処分を申請し、現在裁判所で審理が進められている。
Samsung Electronicsの関係者は「裁判所の判決はひとまず尊重する」としながら、「アップルの一方的な特許訴訟には断固として対応していく」と述べた。






