2012-03-30 | 정승양

[本と世の中] 配慮の経済が国民を幸せにする

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社会的信頼が高いという意味は、努力すればより良い未来を得られると信じることである。構成員が、同じ職場で働く同僚が自分の役割を果たすだろうと、物を売る人がすべきことをきちんとしただろうと、金を借りる人が期日通りに返済するだろうと信じることである。

これが社会的資本である。社会的資本は経済の効率性を高める必須要素であり、経済成長の触媒として作用する。より重要なのは、社会的信頼が人々の幸福に大きな影響を及ぼすという事実だ。

本書は、国民の幸福はGDPには表れない「国家の隠れた富」、すなわち社会的資本にかかっていると説く。GDPが成長しても国民がより幸福になるわけではなく、経済成長率という政策論議から離れ、国民の真の幸福に影響を与える政策に目を向けよと強調する。社会的資本を強化し、活用せよということだ。

著者が主張する政策方向の核心は、社会の不平等を緩和し、市民間の連帯意識を強化すべきという点である。著者は「連帯的福祉」(affiliative welfare)を提案する。誰もが一日の相当部分をGDPに含まれない領域に使っており、そうした活動が行われる領域は貨幣経済に劣らず重要な「配慮の経済(economy of regard)」だという。この配慮の経済を拡大することが、すなわち相互性に立脚した福祉国家の新たな領域を拡大することだと指摘する。社会の規範やネットワーク、構成員間の信頼を表す社会的資本が、社会の葛藤を解消できる核心的価値だという説明である。著者はそのために国家がすべきアイデアを示す。1万8000ウォン。

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