病気でもない外国人観光客に虚偽の診断書を発給し、不法滞在者を量産した医療者らが大量に裁判に付された。
ソウル中央地検外事部(金炯俊<キム・ヒョンジュン>部長検事)は、中国人を医療観光客に偽装して招請し、虚偽の診断書を発給した疑い(出入国管理法違反など)で韓医師の金某氏ら2人を拘束起訴し、9人を不拘束起訴したと30日明らかにした。
検察によると、彼らは昨年7月から今年初めまでに中国人240人を招請して医療観光ビザ(C3)を取得させ、手数料として1人あたり約200万ウォンずつ、合計4億ウォンを受け取った疑いを受けている。
彼らは昨年8月から、韓国内から正常に出国した経歴がある場合に取得できる3年間の医療観光マルチビザを発給してやると持ちかけ、中国人を集め始めた。金氏は中国の新聞に広告まで掲載し、ソウル・江南の美容外科、眼科、皮膚科などと首都圏の韓医院を巻き込み、偽の医療観光客に必要な書類を虚偽に発給させた。このような形で金氏一人が手にした不当利得だけで1億5000万ウォン相当に上る。
金氏らは、韓国内で仕事を探そうとする40~50代男性の中国人らが韓方美容、歯のホワイトニング、皮膚改善などの施術のために招請したと出入国事務所に申告していたことが調べで分かった。
しかし、韓国への出入国が自由なマルチビザへの切り替えは厳格であるため、募集した240人のうち3人を除く237人の中国人は90日間のシングルビザの発給にとどまった。彼ら以外に医療観光客として入国した中国人のうち、本国に戻らず韓国内に残った大部分は行方をくらまし、不法滞在労働者となったとみられる。
検察は金氏をはじめ犯行に加担した医師・韓医師8人について、免許取り消しなどの措置を取るよう韓国保健福祉部に通報した。






