2014-02-28

高度肥満を治療する胃バンド手術、術後管理も重要

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高度肥満は、外見に対する自信の欠如や正常な生活の困難だけでなく、生命まで脅かしかねない致命的な合併症を引き起こす可能性があるという点で深刻な疾病である。そのため多くの患者がダイエットや運動で痩せようと努力するが、大部分は失敗してしまう。

高度肥満は、脂肪細胞によって作られる、すなわち遺伝的にすでに決まったタンパク質が満腹状態から抜け出せないメカニズムの下で維持されるため、食事療法や運動だけでは大きな効果を期待できない。

現代医学で高度肥満に確実な効果が立証された治療法は手術が唯一である。大きく摂取制限手術法と吸収制限手術法に分かれる。摂取制限手術法は胃の大きさを減らし、少ない食事でも早く満腹感を感じさせる。吸収制限手術法は、食物の消化に大きな役割を果たす小腸を経由しないよう胃と小腸の間に迂回路を作り、栄養素の吸収を制限するものである。このうち最近広く行われている胃バンド(ラップバンド)手術は摂取制限手術法に属する。

胃バンド手術は、腹腔鏡を通じて食道から胃へ下る部分に人体に無害なシリコンバンドを巻き、食事摂取量を減らしながら体重を減量する治療法である。体重を減らすだけでなく、肥満による合併症も改善できる。2001年に米国食品医薬品局(FDA)の承認を受けるほど安全性が認められている。

一般的に手術後6~9カ月以内に標準体重を超える超過体重の60~75%が落ち、手術後およそ18カ月まで体重が減少し続けて目標体重に到達する。胃バンド手術は腹腔鏡で開腹せず、最小の傷跡で胃に挿入するため安全である。

簡便な方式の効果的な手術だが、不便が全くないわけではない。手術により脱毛、生理不順、嘔吐、無機質欠乏などの副作用が現れることもある。ただしこのような場合は、体重減量期間が過ぎた後にバンドを緩めて食事量を増やせば自然に解決する。

また手術患者の3%程度でバンドのずれ現象が発生するが、手術後2~3カ月以内の過食や誤った食事による嘔吐がこうした症状を引き起こしかねないため注意が必要である。現在は胃バンドのバックルを緩められる技術が適用され、このような副作用を比較的容易に改善できる。

施術医の経験不足や患者の事後管理の怠りにより、胃バンドが胃に食い込むびらん(erosion)現象が起こることがある。これは完成度の高い手術と適切なバンドのフィリングによって予防できる。

手術後に副作用なく確実な減量効果を得るには、適切な食事調節と規則的な運動が非常に重要である。手術後はカロリーの高い飲料やスナック類の摂取や過食を避け、タンパク質中心の食事をすべきである。手術後に急激に落ちる体重の大部分は筋肉である。筋肉量の減少は基礎代謝量の低下につながり再び肥満に戻らせるため、適切な運動で予防に乗り出さなければならない。定期的に病院を訪れて献立と運動量をチェックする綿密な事後管理も必須である。

高度肥満を手術療法で専門的に治療するイェダイン外科の権秀仁(クォンスイン)院長は「万一にも副作用が発生しないよう、胃バンド手術後に病院が知らせる適切な事後管理方法をしっかり守らなければならない」とし、「腹腔鏡手術と胃バンド手術の経験が豊富な専門病院で手術を受けてこそ、副作用を避けたり最小化できる」と述べた。

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