2014-04-30

ガラクティコスの完成形「BBCライン」…10度目の優勝に照準

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スペイン語で銀河を意味する「ガラクティコ(Galacticos)」は、サッカー用語としてよりよく知られている。スペインプロサッカーの名門レアル・マドリードのクラブ運営方針がまさにガラクティコだ。星が無数に輝く銀河のように、当代最高のスターをかき集め、成績と興行を同時に手にするという方針である。その中心にはフロレンティノ・ペレス会長がおり、ペレスの1期目とほぼ重なる2000~2007年を「ガラクティコ第1期」、後任のラモン・カルデロン会長が腐敗への関与で辞任し、ペレスが会長職に復帰した2009年から現在までを「ガラクティコ第2期」と呼ぶ。

ガラクティコ政策の成果はやや期待に届かなかった。第1期初期の2001-2002シーズンにはジダンの決勝ゴールで欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ9度目の優勝を達成したが、その後は決勝にも進めなかった。2002年にロナウド、2003年にデビッド・ベッカムを補強したが、この2人のスーパースターが共にプレーしたシーズンにはリーガ・エスパニョーラ優勝すらなかった。

クリスティアーノ・ロナウドを筆頭とする「BBCライン」が、ロナウドやベッカムも果たせなかったチャンピオンズリーグの「ラ・デシマ(La Decima・10度目の優勝)」を成し遂げる勢いだ。BBCはレアルの攻撃陣カリム・ベンゼマ、ガレス・ベイル、クリスティアーノの姓・名の頭文字を取ったもの。BBCラインは30日(以下韓国時間)、チャンピオンズリーグ準決勝第2戦のバイエルン・ミュンヘン戦アウェーで4-0の大勝の先頭に立った。2-0だった前半34分に決まったロナウドのゴールが圧巻だった。カウンターの場面で右のベンゼマが中央へ走り込んだベイルにつなぐと、ベイルは爆発的なドリブルでペナルティーエリア前まで持ち上がった後、左のロナウドにゴールを譲った。終了直前のロナウドのフリーキックによるゴールも加えたレアルは、第1戦の1-0と合わせ通算5-0で楽に決勝へ進んだ。最後の優勝だった2002年以来12年ぶりの決勝進出。一方、ディフェンディングチャンピオンのミュンヘンはボール支配率64対36で試合を主導しながらも決定的な一撃がなく、本拠地で恥をかいた。

◇ガラクティコ第2期 VS アンチェロッティの第3期=現在のガラクティコを第3期と見る見方もある。ACミラン、チェルシーなどを経たカルロ・アンチェロッティ(イタリア)監督が就任し、ジネディーヌ・ジダンがコーチを務めた2013-2014シーズンからを第3期と見るものだ。前任のジョゼ・モウリーニョ(ポルトガル)監督は2010-2011シーズンから3シーズンにわたりリーガ・エスパニョーラと国王杯の優勝を各1度もたらし、リーガ31試合ホーム無敗を記録したが、ペレス会長を満足させることはできなかった。

第3期の補強の核はベイル。史上最高の移籍金1480億ウォンを払って迎えたベイルは、シーズン序盤の適応期を経て戦力の中核へと生まれ変わった。2009年に移籍し、日々力を増しているベンゼマまで、この2人がロナウドと合わさり、欧州最強の破壊力を誇っている。今季のBBCラインが合わせた攻撃ポイントは93ゴール39アシスト。攻撃の頂点だったメスト・エジルがアーセナルへ移籍したが、レアルはむしろ強くなった。華やかだが時にばらばらだったレアルに組織力を植え付けたのは、やはりアンチェロッティだ。モウリーニョも成し得なかったラ・デシマに、アンチェロッティはあと1段階を残している。ACミラン監督時代からミュンヘン戦無敗(6勝2分け)の記録を続けたアンチェロッティは「完璧な試合だった。驚くことでもない」と語った。

◇16ゴールの新記録を手に錦を飾って帰るロナウド=チェルシーまたはアトレチコ・マドリードと対戦するチャンピオンズリーグ決勝の一発勝負は5月25日、ポルトガル・リスボンで行われる。ポルトガルはほかでもないロナウドの母国だ。

14ゴールを記録していたロナウドはこの日2ゴールを追加し、チャンピオンズリーグ1シーズン最多得点記録(16ゴール)を書き換えた。従来の記録はリオネル・メッシ(2011-2012シーズン)、ルート・ファンニステルローイ(2002-2003シーズン)、ジョゼ・アルタフィーニ(1962-1963シーズン)の14ゴール。ベスト16以降を基準とした通算33ゴールも新記録である。レアル所属で欧州の大会で積み上げた得点は51ゴールに増えた。

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