2014-05-31

中国のマクドナルドでカルト信者が女性を殴打し殺害

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中国山東省のマクドナルド店舗で、若い女性がカルト宗教の信者による集団暴行で死亡する事件が発生した。

31日、中国・京華時報や英BBC放送などによると、山東省招遠市公安局は29日、中国版ツイッターの微博(ウェイボ)に掲載した文章で「張某ら6人が28日午後9時、マクドナルド店舗で呉某(女)と口論の末、同人をめった打ちにして死亡させた」と明らかにした。

公安当局は事件発生の通報を受けて直ちに出動し、容疑者6人を逮捕して調べていると明らかにした。

中国公安当局は31日、逮捕された6人の容疑者がキリスト教系カルト宗教団体「全能神」の構成員だと明らかにし、インターネット上に流れている事件の概要はほぼ事実だと遅れて確認した。

公安当局はまた、容疑者らが事件当時、教勢拡大のため他人の電話番号を収集しているところで、被害者が電話番号を教えなかったという理由だけで残忍に殺害したと明らかにした。

「全能神」は中国当局によって1995年にカルトと規定された団体だが、自ら信者が100万人に達すると主張しているとされる。

被害者は7歳の息子を持つ主婦で、日系企業に勤めてきたが、最近、経営学修士(MBA)留学のため退職したとされる。

特に当時、事件現場を少なくない市民やマクドナルドの従業員も見ていたが、積極的に乗り出して殺人を止めようとした人はほとんどいなかったことが明らかになった。

インターネットに投稿された当時の事件現場の動画には、長時間続いた集団暴行の一部の場面や被害者の鋭い悲鳴などが生々しく収められているが、誰かが乗り出して物理的にこれを制止する場面などはない。

現場を目撃したというあるネットユーザーは「当時、店内には非常に多くの人がいたが、手を差し伸べて被害者を救おうとする人は一人もいなかった」と話した。

これに伴い、公共の場所で発生する事件・事故を見ても目を背ける中国人の無関心についても、改めて自省の声が出る兆しが生じている。

/デジタルメディア部

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