2014-11-30

[発言台] 中高年の再就職を成功させるには

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最近、地上波放送で「私、出勤します。」という時事教養番組が全4部作で放映された。失職や退職・引退で肩を落とした一家の大黒柱たちの再就職への挑戦過程を描いた番組である。より激しくなった就職市場を肌で感じた人々が流した汗と涙は、視聴者に大きな感動を与えた。このように、会社や個人の事情により、専門性を発揮して働く盛りの年齢である40代で退職した人々や、定年退職後に再就職を望む中高年層が次第に増えている。しかし、変化した就職市場に適応できなかったために、実際に成功した人はごく少数にすぎない。また現場の人事担当者は、人材を評価する手段はもはや学歴や資格、経歴が華やかな履歴書ではないと語る。では、再就職の狭き門を突破するにはどのような準備をすべきだろうか。

まず、強い再就職の意志を周囲に知らせよう。自分がやりたい仕事を周囲の知人に伝え、就職の機会を求めることは、就職成功の門を広げてくれる。筆者が外資系銀行の人事部で採用業務を担当していた時期、先輩後輩を含む多くの人が自らの履歴書を差し出して採用機会を求めてきた。そのたびに筆者は、彼らの特徴や強み、希望事項などを書きとめておき、機会を知らせていた。

しかし実際には、就職の機会を自ら作るのは難しいことがある。この場合、外部の就職支援サービスを利用するのがよい。満35〜64歳で最低生計費250%以下の世帯員であり未就職者であれば、韓国雇用労働部が進めている「就職成功パッケージ」を活用してみてほしい。就職成功パッケージは、個人別に特化した就職支援経路の設定から就職支援計画の策定、職業訓練、集中的な就職斡旋へとつながる段階別の統合支援サービスで、手当も支給され就職に大きな助けとなるだろう。

在職者であれば、引退の10年前から再就職に備えるのがよい。そのために、これまで成し遂げてきた達成のストーリーを整理してみよう。個人が楽しみ、得意としてきた仕事が溶け込んだ達成ストーリーを作成する過程で、より明確に再就職を希望する分野を見いだすことができる。また、自分の関心分野にある非営利団体で活動することも強く勧める。それぞれ異なる背景を持つ人々との交流は、再就職を準備する際に思わぬ採用機会となることがある。

就職競争力を高めるために着実に努力しなければ職を得るのが難しい世の中である。これは若年層だけでなく中高年にも同じである。もはやじっと機会が来るのを待つのではなく、積極的に就職の機会をつくるべき時である。

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