2015-06-30 | 박성규

心理学で読み解く幸福論「大きな響き」

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韓国の出版界に岸見一郎ブームが吹き荒れている。『嫌われる勇気』(インフルエンシャル刊)で知名度が高まると、韓国の出版社は岸見一郎の他の著書を競うように紹介している。30日、出版業界によると、昨年末に韓国で紹介された岸見一郎の『嫌われる勇気』を含め、現在までハングルに翻訳・出版された岸見一郎の書籍は計9種に達し、このうち5種は6月に刊行された。

昨年11月、アドラー心理学の内容を盛り込んだ『嫌われる勇気』が韓国で紹介された当時は、韓国の出版界は岸見一郎に大きく注目していなかった。日本では40種を超える本を出版したベストセラー作家だが、韓国では『嫌われる勇気』以外に出版された本がなく、作家としてよく知られていなかったためである。

しかし『嫌われる勇気』は刊行から間もなくベストセラー1位を獲得した。その後も勢いに乗り、今年上半期のベストセラー1位の書籍に選ばれた。

白元根(ペク・ウォングン)本と社会研究所代表は「自信を失って落胆していたり、幸せになりたいという熱望が強い韓国の読者に、岸見一郎が伝えるアドラー心理学の福音が大きな響きを与えているうえ、長期にわたりベストセラー著者として韓国出版界で最高値を記録中である点をみると、今年下半期までは岸見一郎の人気が続くとみられる」と述べた。

岸見一郎の知名度と人気が上がるにつれ、出版界も急いで岸見一郎の本を出し始めた。

『嫌われる勇気』以降、『アドラー心理学を読む夜』(サルリム刊)、『耐える勇気』(エックスオーブックス刊)、『アドラーに人間関係を問う』(カシオペア刊)が相次いで出版された。

上半期のベストセラー順位が発表された6月には、『母のための嫌われる勇気・父のための傷つく勇気』(スターブックス刊)、『母が信じるだけ育つ子ども』(ウルユ文化社)、『老いていく勇気』(エッセ刊)、『今ここで幸せであること』(エックスオーブックス)など5種の本が出た。

特に『母のための嫌われる勇気』と『母が信じるだけ育つ子ども』は似た内容を盛り込んでいる。2冊の原書は異なり、日本で出版された時期も異なるが、いずれも岸見一郎が育児経験を生かして教育というテーマでアドラー心理学を説いた本である。

岸見一郎は本の中で子どもを叱るなと助言する。子どもは親の注目を得るために叱られるようなことをするため、叱る方式では子どもの過ちを解決できないと述べる。さらに子どもを褒めるなと強調する。褒められて育った子どもは褒めてくれる人がいないとき、自ら判断して適切な行動を取れないだけでなく、期待通りに良い結果が出なければ課題に挑戦しなくなるためである。

スターブックス関係者は「類似した内容はあるが、2冊の版権も異なり、当社の本は人文、ウルユ出版社の本は家庭・育児に区分されており、ジャンルも異なる」としながらも「岸見一郎が韓国で人気があるため、テーマの似た本が出版されたようだ」と話した。

出版界内部では、韓国出版業界の企画能力の不足、国内著者の不足現象などを踏まえると、岸見一郎ブームが当面続くとみている。

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