2015-08-31 | 이재유

[モディリアーニ特別展 紙上ギャラリー]「未完成のポール・アレクサンドルの肖像」

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アメデオ・モディリアーニ「未完成のポール・アレクサンドルの肖像」81×45.6㎝、1913年作。ⓒMusee de la Ville Rouen / Photographie C. Lancien / C. Loisel 故郷のイタリアを離れ、1906年にフランス・パリへ渡ったアメデオ・モディリアーニは新しい生活に胸を躍らせた。名門美術学校アカデミー・コラロッシに登録し、モンマルトルやモンパルナスの酒場でキュビスムやフォービスムなど多くの芸術家に接して芸術的な刺激を受ける。しかし1点の絵も売れないまま金が尽き、翌年の冬に工房を追い出される。そんな彼を受け入れたのが、まさにこの絵の主人公ポール・アレクサンドルである。以後7年余りにわたりモディリアーニの絵を買った唯一の人物も、展覧会に出品できるよう手助けした人物も、すべてアレクサンドルだった。そのアレクサンドルが所蔵したモディリアーニの作品は油彩25点とドローイング400点余りに達した。この絵はモディリアーニが残したアレクサンドルの5番目の肖像画である。気に入らない作品はためらわず破棄した彼の習慣からみて、未完成作が残っているのは極めてまれな例だ。この絵は1993年、ルーアン美術館の特別展「知られざるモディリアーニ」で世に知られ、今回の展示のために初めてフランス国外に出た作品である。

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