2015-11-30 | 최형욱

[雇用が都市競争力だ]「シリコンアレー」として台頭するニューヨーク

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先月1日にニューヨーク市主催で開かれた「ビッグアップス(BigApps)デモデー」で、アプリ創業企業の関係者が自社製品の長所を説明している。/写真=チェ・ヒョンウク記者

ニューヨーク市、スタートアップを全面支援

市民参加型の技術エキスポが盛況など、都市全体がベンチャー創業ブーム

若い人材が集まり雇用が急増…文化・金融の中心地からITの都市へ

「世界で最も創業しやすい都市」…ベンチャー投資の増加率はシリコンバレーの2倍

先月1日(現地時間)、ニューヨーク市ブルックリンのメディアセンターで開催された「ビッグアップス(BigApps)デモデー」の現場。ニューヨーク市が主催する最大規模の市民参加型技術エキスポである。住宅供給、ごみ削減、都市統合、市民業務の4分野にわたり、ニューヨーク市が直面する課題を改善する携帯電話アプリ企業を選抜する場だ。ニューヨーク市にとっては創業活性化と都市問題の解決という一石二鳥を狙う取り組みとなる。

古びた倉庫の建物だったが、予選を通過した40社とベンチャー投資家らで会場の熱気は高かった。起業家精神を育てるため、学生の子どもを連れた来場者も目立った。12月1日に分野別に最終選抜される4社には、2万5,000ドルの賞金とともに投資ネットワーキングや助言、オフィスなど各種の支援策が提供される。

ニューヨーク市傘下の経済変化センターのエリック・ゲトラー副会長は「情報技術(IT)産業と市民に同時に貢献できるプログラムだ」とし、「近いうちに数十億ドル規模の価値を持つ企業がビッグアップスから出てくるだろう」と期待感を示した。こうしたベンチャー創業の熱気はニューヨーク市の各所で確認できる。ニューヨーク大学の起業家育成プログラムだけでも、週に4~5回にわたってベンチャー競演大会や相談などの行事を開いている。

◇「シリコンバレーを超える」ニューヨークの野心=ニューヨークは西部のシリコンバレーになぞらえ、東部の「シリコンアレー」と呼ばれる。これは10年余りにわたるニューヨーク州とニューヨーク市政府のベンチャー育成策のおかげだ。ニューヨーク市はメンタリングサービス、低価格および無償のオフィス提供、税制減免、グローバル企業とのネットワーキングサービスなど多様な育成策を稼働中である。例えばニューヨーク市のインキュベーター施設には1,000社余りの創業企業が入居している。

さらに一歩進み、ビル・デブラシオ市長は「シリコンバレー追い越し」を公言している。今年5月に打ち出した創業企業育成策が代表的だ。まずデブラシオ市長は今後2年間、ニューヨーク市立大学のSTEM(科学・技術・工学・数学)教育プログラムに8,000万ドルを追加支援することにした。

また2025年までに850万人すべての「ニューヨーカー」が広帯域回線に接続できるよう、2025年までに7,000万ドルを投入する予定だ。同市長は昨年5月にも「技術人材パイプライン」プログラムの稼働など複数の支援策を打ち出した。しかしデブラシオ市長は、新興企業の支援網がまだ不足しているとの立場だ。昨秋、IT企業との意思疎通のために初めてニューヨーク市の最高技術責任者(CTO)を任命したのが端的な例である。同市長は「ITのリーダーたちはいつでも私に会える」とし、「市政府の支援策の問題点を知らせてほしい」と要請した。

◇ベンチャー企業、雇用創出の最大の功労者=ベンチャー創業はニューヨーク市にも新たな活力源として登場した。ニューヨーク連邦準備銀行によると、ニューヨーク市のIT関連の雇用は昨年末に11万4,500件で、2007年より58%も増えた。これは米国全体の増加率12%はもちろん、シリコンバレーの36%を上回る数値だ。

また2013年末のニューヨーク市IT従事者の平均年俸は11万8,000ドルで、全体平均の8万4,000ドルを大きく上回った。一言で言えば質の高い雇用が増えているわけだ。さらにマンハッタンに集中していた創業企業がブルックリンなど周辺部へ拡散し、不動産価格上昇の一因となっている。もっとも、まだニューヨーク市はシリコンバレーとは比較にならないという意見が大多数だ。コンサルティング会社のデロイトによると、今年第2四半期にニューヨーク市の新興企業が調達した資金は45億ドルである一方、シリコンバレーは152億ドルに達した。

しかし市場はシリコンアレーの目を見張る成長ぶりに注目している。IT技術中心のシリコンバレーとは異なり、流通、芸術、教育、メディア、ファッション、金融など多様な産業が密集しているうえ、創業のエコシステムまで次々に整えられているためだ。最近ニューヨーク市は、コンサルティング会社アクセンチュアの調査結果で、世界主要40都市のうち創業環境1位の都市に選ばれもした。実際2009~2013年のニューヨーク市のベンチャー投資増加率は年平均13.3%で、シリコンバレーの6.4%を上回った。

さらにニューヨーク市は自由で躍動的なイメージで若い人材を吸い寄せている。特に総額20億ドルが投入されるコーネル大学ニューヨーク技術キャンパスが2017年の第1次完工に続き2037年に最終的に完成すれば、ニューヨーク市の問題点である優秀IT人材の不足も解決されると期待される。/ニューヨーク=チェ・ヒョンウク特派員 choihuk@sed.co.kr

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