国立現代美術館・果川館に設置された白南準の「多々益善」。/写真提供=国立現代美術館
「赤い猿」の年である2016年丙申年には、猿のように芸に長けた芸術家たちが総出動し、韓国の文化界を一層豊かにしてくれる見通しだ。韓国が生んだ世界的な才人アーティスト・白南準の10周忌を迎え、各地で通年の追慕展が開かれ、歌手ソ・テジのヒット曲で作られたミュージカル「ペスト」が幕を開ける。年間観客2億人を守る映画界も、感動の実話から想像を超える大作まで多彩なラインアップをそろえた。歌手ピ、SE7ENなど2000年代のスターのカムバックと新人アイドルのデビューにより、K-POP韓流は新たな火をつける準備を終えた。今年の文化カレンダーをあらかじめ組んでおく時である。
今年は韓国が生んだ世界的作家であり「ビデオアート」の創始者である白南準(1932~2006)の10周忌であり、各地で追慕展示が開かれる。京畿道の白南準アートセンターは白南準の忌日である1月29日から特別展「手に手をとって」を開き、三清路のギャラリー現代は韓国での主要作業を集めた「白南準、ソウルで」を開催する。ソウル市立美術館は6月ごろに白南準の作品を主人公としたフェスティバル形式の追慕展を、付岩洞のソウル美術館は下半期の特別展として白南準10周忌展を、東大門デザインプラザ(DDP)では伝統文化を代表する澗松美術館コレクションと白南準のデジタル時代の思想を融合した「NJPリンク・プロジェクト」を披露する予定だ。
また今年は国立現代美術館が果川に移転して30周年に当たるため、通年の特別展が企画された。1969年に景福宮内の展示室で「間借り」の形で初めて開館した国立現代美術館は、1986年に建築家キム・テスの設計で独立空間の果川館を開いた。これに伴い2月には「キム・テス」展が、8月には果川館の全館で国内外の作家200人余りが参加する「果川館30年特別展」が開かれる。徳寿宮館は今年が生誕100周年となる1916年生まれの近代の巨匠、卞月龍、李仲燮、劉永國の個展をそれぞれ準備している。ビエンナーレの年である偶数年であるため、9月には光州ビエンナーレと釜山ビエンナーレ、SeMAビエンナーレ・メディアシティソウルが一斉に幕を開け、国内外の観覧客を集める見通しだ。
美術市場を沸かせた単色画の活躍は今年も続き、2月の丁昌燮個展など国内外の展示が予定された。同時に、単色画に続く韓国美術の「代表選手」として社会参加型の作業を見せてきた申鶴喆、閔丁基など民衆美術作家の大規模展示が開かれる。期待を寄せられる海外作家としては、10月に三星美術館リウムで国内初の大規模個展を開くオラファー・エリアソンや、国際ギャラリーのアニッシュ・カプーアなどがいる。/チョ・サンイン記者 ccsi@sed.co.kr






