2016-07-31 | 서일범 기자

[ニュービジネス 大胆な挑戦]Kumho Petro Chemical「高性能タイヤなど超一流製品を20品目に」

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Kumho Petro Chemicalの牙山電子素材研究所で、研究員がディスプレー素材を検査している。/写真提供=錦湖石油化学 錦湖石油化学は、現在12品目を保有している世界超一流製品を2020年までに20品目に増やすという青写真の下、主力製品の競争力強化と新製品の発掘に研究開発(R&D)力を集中している。特に今年は合成ゴムとディスプレー部門で必ず成果を出すという目標を設定し、全役職員が新技術開発に注力している。

錦湖石化の合成ゴム事業は大きく分けて△高性能タイヤ△ラテックス手袋△耐候性プラスチック△カーボンナノチューブの4つの製品群を直接狙っている。

まず高性能タイヤ市場は今後の成長可能性が大きい分野として注目されている。同社が強みを持つ「合成ゴムDNA」で世界最高水準の製品を作り出すという決意だ。これに伴い、タイヤの主原料となる高機能性合成ゴム「溶液重合スチレンブタジエンゴム(SSBR)」の製品多角化に集中している。

世界的に認められる高性能タイヤを生産するためには、転がり抵抗や路面グリップ力などでタイヤ効率等級制が要求する燃費と安全の条件を満たさなければならない。錦湖石化はタイヤブランドが要求する品質基準を満たすため、第4世代SSBRの製品ポートフォリオを拡充している。特に今年からは中国が欧州連合(EU)、日本、韓国に続いてタイヤ効率等級制を試験導入することで、R&Dも一層速度を上げている。

手袋もまた別の成長市場に挙げられる。錦湖石化は固形の合成ゴム以外にも、液状の合成ラテックス製品群でも世界的な技術力を保有している。最近Kumho Petro Chemicalは引張強度と加工性に優れた合成ラテックス「NBラテックス」の品質改善に成功し、用途を従来の医療用手袋素材から産業用ラテックス手袋へと広げた。産業用ラテックス手袋は優れた耐摩耗性・耐薬品性を基に自動車、金属、化学関連産業に必須の安全装備として使われ、今後より多くの利益を出せるというのが同社経営陣の判断だ。

温度と湿度の変化によく耐える耐候性プラスチック素材のゴム特性を強化する研究も錦湖石化が集中している分野だ。同社は現在、ゴム含有量が高く強度と弾性のバランスが良い「ASA樹脂」を、建築外装材および自動車用コンパウンディング素材として開発する作業を進めている。ASA樹脂は紫外線によって容易に分解されず着色も容易なため、建築外装材としての需要が増える傾向にある。錦湖石化の関係者は「今後ASA樹脂が中国および北米で、耐候性に優れた高価格のポリメタクリル酸メチル(PMMA)市場と、機械的強度は優れているが着色性に乏しいポリ塩化ビニル(PVC)市場を代替していくとみている」と説明した。

このほかカーボンナノチューブ(CNT)を応用した複合素材の開発も切り札として準備している。錦湖石化の研究所は、耐薬品性に優れた合成ゴム「NBR」にCNTを組み合わせ、既存のカーボンフィラーに比べ優れた耐薬品性と電気伝導度を発現するプリンターローラー用複合素材を開発している。CNTを使えば既存のカーボンブラックより少ない量でも高品質の製品を生産できるというのが最大の長所だ。錦湖石化は今年初めに開かれた「2016東京ナノテク」でCNT複合素材の新製品17種を披露するなど、関連研究で成果が認められている。

将来の成長4製品群に加え、電子素材分野に対するR&Dも拡大している。電子素材部門は錦湖石化が水面下で静かに内実を固めている分野の一つに挙げられる。錦湖石化は今年、電子素材研究所にディスプレー素材研究を専門に担う素材研究3チームを新設し、関連分野進出への強い意志を示した。現在、新設の研究チームは有機発光ダイオード(OLED)パネル用接着剤として使われる「シーラント(Sealant)」の研究を進めている。シーラントはディスプレーパネル工程でカラーフィルター基板とTFT基板を封止するために使われる接着剤で、液晶が収まる空間を確保し液晶を保護する役割を果たす。

これとともに、次第に薄くなるディスプレーの縁に最適化した「ナローベゼル(Narrow Bezel)シーラント」や、フレキシブル有機発光ダイオード(OLED)に適用可能な素材なども開発中だ。錦湖石化は2012年に韓国で初めて液晶表示装置(LCD)向け中小型シーラントの量産に成功している。

/ソ・イルボム記者 squiz

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