2018-01-31

[社説]芸術団に続き金剛山公演も中止した北朝鮮の一方主義

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北朝鮮が来月4日に金剛山で実施することにしていた南北合同文化公演を一方的に取り消した。19日に玄松月(ヒョン・ソンウォル)三池淵管弦楽団長が率いる芸術団公演の事前点検団の訪韓計画を何の説明もなく「中止」してから10日後に起きた出来事だ。今回はわが国のメディアの姿勢に難癖をつけた。本当の胸の内は知る術もないが、公式には平昌五輪に関連した北朝鮮の措置を冒とくし、内部の祝賀行事にけちをつけたために行事を取り消すというのが彼らの主張だ。金剛山の合同公演は南北の責任ある当局者が合意した内容である。自らに批判的な報道を口実にこれを手のひらを返すように覆した北の姿勢は、傲慢としか言いようがない。

北朝鮮の続く無礼の裏には、わが政府が強硬対応をできないだろうという判断が横たわっている。玄松月訪韓の取り消しの際には一言も言えなかった統一部が、今回は当時の批判を意識したのか「極めて遺憾だ。合意事項は必ず履行すべきだ」という生ぬるい立場を示した。それでも約束破棄に対する警告や謝罪要求はなかった。ただ「同じように対抗するのは望ましくない」という言葉を繰り返しただけだ。わが政府が北側に引きずられているという懸念の声が出ざるを得ない点である。現実がこうであれば、今後も南北の合意事項がきちんと履行されるのか疑念を抱くのは当然だ。

われわれが北側の平昌五輪参加とそれに関連した南北交流に注目するのは、北朝鮮核問題解決の糸口を開くためである。政府は平昌五輪を契機に生まれた融和ムードを米朝対話につなげ、究極的には北朝鮮が核を放棄するよう導く義務がある。北朝鮮に一方的に引きずられるならば、成し得ない夢だ。むしろ平昌五輪を政治宣伝の場とし、国際社会で核保有国の地位を認められようとする彼らの術策に乗せられる形になる。これでは北朝鮮の核挑発を防ぐことも、朝鮮半島に平和を定着させることもできない。わが政府の堂々とした隙のない対応だけが北朝鮮核問題を解決できる道であることを忘れてはならない。

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