「100人の採用は始まりにすぎません。今後さらに拡大できるし、中核機能を慶山に移転することもあり得ます」
最近、慶尚北道慶山地域の若者100人を正規職として採用し「採用の大当たり」を実現した韓国最大のゲームテスト(QA)企業IGSの梁有振(ヤン・ユジン)代表は30日、慶北テクノパーク(慶北TP)を訪れてこう語った。
職を求めて年間7000~8000人が首都圏の他都市へ流出している慶北地域の若者にとっては、干天の慈雨のような大規模採用だった。今回正規職として採用されたのは、IGSが慶北TPと共同で実施した5週間のゲームコンテンツ教育を優秀な成績で修了した若者たちである。
IGSは昨年12月に慶尚北道・慶山市などと「コンテンツ専門人材育成事業」の協約を結び、これまでゲーム人材の育成および採用事業を進めてきた。事業に参加した若者は、慶北TPグローバルベンチャー棟1階に位置する慶北コンテンツ・エデュラボ教育場でQA専門人材育成のための教育を受けた。QAは、ゲームが一定水準の品質を備えられるよう、製品発売前に各種テストおよび検収作業を行うことである。
慶尚北道と慶山市は今回のゲーム人材育成事業のため、それぞれ5億ウォンずつ計10億ウォンを支援した。採用された若者は、4月に設立されたIGS慶北支社で勤務している。
ゲーム企業ネットマーブルの子会社であるIGSは、ソウルに本社、中国・フィリピンに海外支社を置き、モバイルゲームのQA、ゲーム運営支援サービスを専門としている。従業員数は820人に達する。現在、グーグルストア上位ゲーム50本のうち約35%にQAサービスを提供している。
IGSが慶山で採用を拡大するのは、慶山一帯に嶺南大・大邱大・大邱カトリック大・大邱韓医大・慶一大などの大学が集まっており、ゲームに関心の高い専門人材を確保しやすいからだ。梁代表は「ゲーム市場の拡大に伴い、デザインなど多様な領域で人材がさらに必要だ」とし、「慶山と大邱側で採用をさらに拡大し、自治体と協力できる事業も構想している」と述べた。
李喆雨(イ・チョルウ)慶尚北道知事は「若者の流出が深刻な問題であり、ゲーム産業を積極的に育成して若者が仕事を求めて慶北に戻ってこられるようにする」と強調した。






