趙成煜(チョ・ソンウク)韓国公正取引委員長候補者が、ハンファグループの社外取締役時代に会議を欠席しながらも交通費を受け取っていたことが分かった。交通費が1回当たり数十万ウォンに達するうえ、出席せずに受領しており、適切でない行動だったとの指摘が出ている。
成一鍾(ソン・イルジョン)自由韓国党議員は30日、報道資料を出し「趙候補者は過去、ハンファグループの社外取締役時代に会議1回の出席当たり交通費50万ウォンを受領した」とし、「このうち4回は会議に欠席しながらも交通費を受け取った」と明らかにした。趙候補者がハンファグループの社外取締役として在職したのは2010年3月~2014年4月で、計3年1カ月である。この期間にハンファグループの取締役会が開かれたのは計49回で、趙候補者は交通費名目で2,300万ウォンを受け取った。またこの期間の月額報酬は400万ウォンで、計1億4,800万ウォンを給与としてハンファグループから支給された。
問題は、趙候補者が2010年9月から翌年8月までサバティカルで米国に滞在し、一部の会議に欠席するなど計4回会議を欠席しながらも交通費200万ウォンを受け取った点である。会議に欠席して交通費を受け取ったのは事実だが、ハンファグループ側が政策的に定期取締役会の場合は出席の有無に関係なく交通費を支給したというのが趙候補者側の説明だと、成議員側は説明した。
成議員はこれについて「これまで財閥に厳格な基準を突き付けてきた趙候補者が、会議に欠席しながらも高額の交通費を受領した」とし、「これは公正取引委員長としての資質を疑わせる部分だ」と指摘した。






