28日、蔚山市東区の塩浦埠頭で石油製品運搬船「ストルト・グロイランド」から発生した火災を鎮圧するため、消防士が装備を降ろしている。 /蔚山=聯合ニュース
200mの高さの火柱が噴き上がる大規模な爆発を伴った蔚山・塩浦埠頭の船舶火災が、18時間30分で鎮圧された。
消防庁は29日午前5時25分、蔚山東区防禦洞の塩浦埠頭で発生した船舶火災が完全に鎮圧されたと同日発表した。前日午前10時51分、ケイマン諸島船籍の石油製品運搬船「ストルト・グロイランド」号で火災が発生した。この船舶は2万5881トン級で、石油化学基礎原料であるスチレンモノマー5.2トンなど2万3000トン規模の30種余りの物質が積まれていた。火災発生当時、きのこ雲のような火柱が噴き上がり、火災は貨物を積み替えていた6583トン級のバウダリアン号に燃え移った。消防庁によると、重傷1人を含め計18人が負傷した。消防士2人と海洋警察5人も軽い負傷を負った。
原因の解明までには多少時間がかかる見通しだ。現在、炎はない状態だが、船舶に化学物質が多く煙が大量に発生しており、消防当局は排煙作業を進めている。消防関係者は「危険物質を完全に除去したことを確認した後に調査できると見ている」と述べた。海洋警察関係者も「29日の合同鑑識は容易ではなさそうだ」とし、「接近が相対的に容易なバウダリアン号から調査する予定だ」と語った。
海洋警察は、ストルト・グロイランド号がバウダリアン号へ石油製品の一部を移送する準備をしていた際に爆発が起きたとみている。海洋警察は、ストルト・グロイランド号がどのような移送準備作業を行っていたのか、またこの船で起きた爆発がバウダリアン号のパージ作業(陸上から窒素を供給され配管の残留物を清掃する作業)と関連性があるのかなどを調査する見通しだ。






