新任の統一部長官として、李仁栄(イ・イニョン)「共に民主党」議員が有力に検討されていることが分かった。
30日、与党関係者によると、青瓦台は金錬鉄(キム・ヨンチョル)前統一部長官の後任として、李議員に対する検証作業に着手した。ある与党関係者は「李議員が有力候補として検討されており、検証同意書への署名などの手続きがすでに進められたと承知している」と述べた。第20代国会で民主党院内代表を務めた李議員は当選4回で、南北関係発展・統一委員会の委員長を担うなど、南北関係問題に精通していると評価される。
政界では、青瓦台が行き詰まった南北関係の突破口を設け、萎縮した統一部の地位を強化するため、政治家出身の統一部長官が必要だと判断したとの解釈が出ている。大統領の信任が厚い政治家出身の統一部長官が、政治力で南北問題を突破するという構想だと受け止められる。
統一部長官の人選作業が加速するなか、青瓦台国家安保室長や国家情報院長など安保ラインの再編も併せて行われるのではないかとの観測も出ている。鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長が交代する場合、徐薫(ソ・フン)国家情報院長がその席を埋めるとの予想が出ており、国家情報院長が空席となることで連鎖人事につながる可能性も取り沙汰される。この過程で、北朝鮮が信頼している与党関係者の一人である任鍾晳(イム・ジョンソク)前大統領秘書室長が役割を果たし得るとの解釈もある。任前室長の役割については、対北朝鮮特使や安保室長、朝鮮半島特別補佐官、さらに一部ではあるが国家情報院長を担うのではないかという話まで流れている。/尹弘祐(ユン・ホンウ)記者 seoulbird@sedaily.com






