新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症・危篤患者が急速に増えている一方で、彼らを治療する病床は枯渇しつつある。
光州・大田・江原・全北・全南には直ちに利用できる重症患者治療病床が1カ所もなく、忠南・慶南道も1床しか残っていない。感染者が急増している首都圏も317床のうちわずか10床(ソウル5床、京畿3床、仁川2床)にすぎない。重症患者が急速に増えていることによるもので、現在の増加ペースが続けば「病室大乱」が懸念される。
31日、中央災難安全対策本部によると、全国533床のうちCOVID-19感染者が入院できる病床は全国で55床であることが分かった。しかもこのうち人員と装備を完備し、患者を受け入れて治療できる病床は39床だけだ。
首都圏をはじめ全国的に病床不足が発生したのは、光化門集会発の集団感染を中心に高リスク群である高齢感染者が増えているためだ。実際この日のCOVID-19重症・危篤患者は79人で、2週間で9倍近く増加した。18日にはわずか9人だった重症・危篤患者は、19日に12人に増えた後、急激に増加した。8月15日の大規模集会参加者のうち免疫力の弱い高齢者の感染が急増し、重症・危篤患者も速いペースで増えているとみられる。
中央事故収拾本部は9月初めまでに重症患者が約130人発生すると予想している。不足する病床を確保するため、9月14日までに病床40床を追加で拡充し、病状が改善した患者は軽症病床などに移して病床を確保する計画だ。尹泰浩(ユン・テホ)中央事故収拾本部防疫総括班長はこの日の定例ブリーフィングで「患者が自宅で待機する間も保健所が呼吸困難などの症状の発現の有無を確認し、必要な措置を取って健康上の被害が発生しないようにしている」とし、「光州地域については感染症専門病院の40床を追加で確保している」と述べた。/李周元(イ・ジュウォン)記者 joowonmail@sedaily.com






