「より折り目正しくなった優等生の車」
ホンダ・アコードを思い浮かべると、正直な燃費に価格、性能まで「優等生」というイメージが連想される。そのホンダ・アコードがハイブリッド技術を搭載してアップグレードされ戻ってきた。ホンダ・アコード・ハイブリッドである。この車を初めて見たとき、デザインに感嘆した。従来モデルとは異なり、洗練された外観にスポーティーさまで盛り込んだからである。
まず前面には、ハイブリッドモデルであることを示す「ブルーエイチ(Blue H)」マークのエンブレムが高級感を醸し出していた。クローム装飾のグリルは、ワイドなオープニングにシングルフレームフェイスまで「ヤング」な印象を与えた。さらに側面には、サイズが大きくなった新デザインの19インチアロイホイールがパワフルさを演出した。後面にもBlue Hマークのエンブレムと、LEDリアコンビネーションランプが装着された。
この日の試乗コースは、永宗島のマシランまで往復約160kmのコースだった。エンジンを始動させたが、本当に始動したのか疑わしいほど静かだった。内装はやや古く見える印象で、一部で残念な部分も目についた。最近は大多数のブランドが10インチ以上の高解像度大型モニターを採用しているが、8インチのモニターが目立ったからである。ただ、運転者の目線に合わせて画面が傾いており、視認性は良かった。今回の新型からApple CarPlayとAndroid Autoが無線で連動する点が気に入った。携帯電話のBluetooth機能をオンにしておくだけで、特別な接続作業なしにTmapやカカオマップなどをすぐ画面で見られるわけである。
軽くアクセルペダルを踏むと、ニュー・アコード・ハイブリッドはかなり機敏に反応した。市内走行では快適で、静かで、滑らかな感覚が強かった。e-CVTのおかげで走行中ずっと滑らかな感覚を維持し、変速ショックは運転者にほとんど伝わらなかった。車線を変更して加速する際に必要な加速能力も、水が流れるように滑らかだった。
都心を抜け、速度を上げた。時速100km以上で走っても安定感をよく維持した。優れた加速感、軽快さに軽やかさはおまけだった。新型に搭載されたホンダの中核技術である2モーターシステムは、同級最高水準のモーター出力184馬力と最大トルク32.1kg・mの余裕ある力を支えた。滑らかに発進し中高速へ駆け上がる状況でも、エンジンと電気モーターの間に違和感を与えないのが魅力的だった。
サスペンションも優秀だった。凹凸を通過する際にも衝撃を最大限抑え、快適さを提供した。ホンダの関係者は「アクティブコントロールダンパーシステムを採用し、路面に合わせて減衰力を調整してくれるおかげだ」と説明した。走行モードに応じて大きな動きには強い減衰力を、小さな動きには弱い減衰力で対応し、運転者に安定感を与えるわけである。コーナリングでも高速であるにもかかわらず流される感覚が全くなく、バランスの取れた走行を可能にした。
クルーズコントロール機能も申し分なかった。ステアリングホイールで車線維持支援、アダプティブクルーズコントロールなどホンダの走行支援システム「ホンダセンシング」を作動させると、渋滞区間でも疲労感が急減した。特に前車との間隔が狭まったり、隣の車線から車両が割り込んできても滑らかに反応して速度を落としてくれ、全く違和感がなかった。
何よりニュー・アコードがファミリーカーに適している理由を挙げれば、空間と2列目に配慮した快適装備のおかげだった。新型は全長4,905mm、全幅1,860mm、全高1,450mm、ホイールベース2,830mmで十分な空間を確保した。さらに後席乗員の置き去り事故を予防し、シートベルト着用を促す後席シートおよびシートベルトリマインダーが新たに搭載されるなど、安全性が強化された。コストパフォーマンスを考えれば、ニュー・アコード・ハイブリッドはこの上ないようだった。しかし「社会的な視線」を取り払うための努力は必要なようだ。
/パク・シジン記者 see1205@sedaily.com






