31日、国民の力の大統領選候補選びの最後のテレビ討論で、「2強」候補である尹錫悦候補と洪準杓候補が激突した。追う立場の劉承ミン候補と元喜龍候補も両候補に攻勢を浴びせた。
この日、KBSが主管したテレビ討論会で、洪候補は尹候補の20~40代の支持率を標的にした。洪候補は尹候補に向け「『389候補』という言葉を聞いたことがあるか」と切り出した。389は、尹候補が25~27日の全国指標調査(NBS)の国民の力候補適合度で得た20~40代の支持率(20代3%、30代8%、40代9%)を並べた数字だ。洪候補は「それで本選を戦うのは難しい。どうやって短時間で上げるのか」とし、「新しい新人だと主張しながら拡張性を語るのはナンセンスだ」と述べた。
すると尹候補は、洪候補の支持率は民主党支持者がつくった虚数だと指摘した。尹候補は洪候補に「中道への拡張性が高いと言うが、民主党支持者への拡張性が高い」とし、「いわゆる洪準杓ではなく『貸してやった杓』だと言われる。本選に行けば全員民主党に投票する人たちなのに、それを拡張性だと考えるのか」と皮肉った。洪候補は「(李候補と私を)一対一で対決させるのに逆選択が入ると思うのか」とし、「呉世勲市長の場合、民主党支持者の24%が投票した」と反論した。
劉候補は尹・洪両候補を同時に直撃した。同氏は「お二人は世論調査を見ると非好感度1・2位だ」とし、「そこまで非好感度が高くて中道層の心をつかめるのか」と指摘した。洪候補は「非好感度は尹候補が圧倒的1位で、私が2位だ」とし、「(劉候補は)非好感度が低いので好感・非好感を問題にしないのだ」と応じた。尹候補は「李在明候補も非好感度が高い」と受け流した。
元候補は洪・劉両候補を狙い「(2017年の大統領選当時)お二人とも独自に出馬し、野党分裂の大統領選を戦った」とし、「票を合わせれば我々が勝てる有権者分布だった」と攻撃した。劉候補は「私は元候補が選んだ(正しい政党の)候補として出た」と反論した。洪候補は「(元候補は)我が党を割って出て行った」とし、「4年前の大統領選の話をしてはならない」と声を高めた。
元・劉両候補は洪候補の政策が不十分だと口をそろえて批判した。劉候補は「洪候補は政策的に準備が全くできていない」と述べた。洪候補は「それなりに準備してきたが、劉候補がそう言うのでこれ以上言うことはない」と答えた。元候補は「考えのない大統領は文在寅大統領一人で十分だ」とし、「空き缶のようだ」と批判した。洪候補は「そうした形で非難するのは最後の討論にふさわしくない」と指摘した。






