30日午後11時30分ごろ、ソウル広津区の建国大入口駅前で共有キックボードに乗っていた20代男性のA氏が、警察の飲酒取り締まりで摘発された。A氏の血中アルコール濃度は0.076%で免許停止水準であり、ヘルメットも着用していなかった。A氏は「本当にビールを1杯だけ飲んだ。免許停止になるとは知らなかった」と戸惑いの表情を見せた。
5分後、男性と女性が一緒に電動キックボードに乗っていて警察に摘発された。運転者の男性は免許もない状態だった。昨年、道路交通法が改正され、電動キックボードなど「個人型移動手段(PM)」を利用するには運転免許が必要となった。警察は彼らに、ヘルメット未着用、2人以上の同乗、無免許運転という3つの違反事項を伝えた。このうち処罰が最も重い無免許運転の反則金10万ウォンを課し、1年間免許を取得できないと告知した。
別の20代男性も警察に摘発された。ヘルメットなしで電動キックボードに乗っていた。飲酒検査までしてみると、彼の血中アルコール濃度は免許取り消し水準の0.093%だった。
この日、警察が建大入口駅前で1時間の間に摘発した違法PM利用は計5件だった。このうち2件が飲酒運転で、ヘルメット未着用、2人以上乗車、無免許運転がそれぞれ1件だった。
警察の取り締まりを避けて逃走するバイク運転者も捕捉された。ヘルメットを着用していない同乗者を後ろに乗せて走っていたバイク運転者は「路肩に止める」と言った後、そのまま逃走した。警察が「止まれ」と叫んだが、無駄だった。
リュ・ジンギ広津警察署交通安全係長は「防疫解除で社会活動が増え、バイクや電動キックボードの利用人口が増えて交通事故も増加する傾向だ」と説明した。「飲酒取り締まりとともに、電動キックボードと二輪車の合同取り締まりを行うことになった」と取り締まりの趣旨を明らかにした。さらに「電動キックボードやバイクは身体が露出しており、事故が起きれば大けがをしかねない」として「各種交通法規の遵守はもちろん、安全装備を必ず着用して運行することが望ましい」と伝えた。
警察によると、今年1月から今月20日までの二輪車・自転車・PM関連の交通死亡事故は、昨年同期比47.1%増加した。飲酒運転の摘発件数は二輪車が107.5%も急増し、自転車とPMもそれぞれ41.2%、89.8%増加した。






