学校暴力を起こした加害者の中学生が他校に転校したが、行政上のミスで以前の学校に戻ってくるという事態が起きた。この生徒は以前の学校に再び戻った後、さらに学校暴力を起こし、論議を呼んだ。
31日、京畿道教育庁などによると、道内のある中学校に通うA君は昨年、同じ学校の女子生徒にセクハラ的な発言をし、学校暴力対策自治委員会(学暴委)に付託された。
学暴委はA君に対し、被害生徒への接触・脅迫などの禁止(2号)と校内奉仕(3号)6時間の措置を下し、措置の履行期間は同年12月31日までだった。
その後、A君の両親は息子の前向きな変化を期待し、教育環境を変えようと今月2日、近隣の別の中学校へA君を転校させた。
しかしA君は19日後の今月21日、元々在学していた学校に再び戻ってきた。
A君が転校した学校側が、A君が学校暴力の措置事項である校内奉仕6時間のうち2時間を期間内に履行していない事実を確認し、学籍変動を取り消したため、転校が無効になったからである。
教育支援庁によると、学校暴力によって受けた措置事項は、特別な事由がない限り当該校で履行するよう学校暴力事案マニュアルに規定されている。A君が転校した学校側はこれを問題視し、A君の転校を受け入れなかったのだ。
A君が元々通っていた学校側は「学暴の措置事項を履行していない状態で転校手続きを進めさせたのは行政上のミスだ」とした上で、「A君が学校にきちんと登校しなかったうえ、校内奉仕をせよという教師の指示に従わず、措置事項が果たされなかった」と説明した。
A君は懲戒ではなく自発的に転校したものだが、学校側のミスで再び元の学校に戻ることになり、A君から被害を受けた女子生徒は恐怖を訴えているという。
さらにA君は元の学校に戻るとすぐ2件の学校暴力を追加で起こし、再び学暴委の審議を控えている。






