ユーロ圏の今年1〜3月期の国内総生産(GDP)は前期比0.3%増となったと暫定集計された。
欧州の統計機関ユーロスタットは30日(現地時間)、国別ではフランス・ドイツが0.2%、イタリアが0.3%、スペイン・ポルトガルが0.7%をそれぞれ記録したと発表した。アイルランドは昨年10〜12月期の-3.4%から今年1〜3月期は1.1%へと反発した。
ブルームバーグ通信は、フランス・ドイツ・イタリア・スペインなど経済規模の大きい4カ国のGDP伸び率がいずれも予想を上回ったとし、ユーロ圏が昨年の緩やかな景気後退を経て回復基調を示していると分析した。ユーロ圏は昨年7〜9月期と10〜12月期に連続で-0.1%の経済成長率となり、テクニカルな景気後退に陥っていた。
4月のユーロ圏の物価上昇率は3月と同様に2.4%となり、鈍化の動きが停滞したと暫定集計された。フランス・ドイツの物価は2.4%上昇し、イタリアは1.0%で欧州中央銀行(ECB)の目標値である2.0%を下回った。スペインは先月の3.3%から今月は3.4%へと反発した。部門別ではサービス物価が3.7%、食品・アルコール・たばこが2.8%上昇した。エネルギーは先月の-1.8%から今月は-0.6%へと下落幅が縮小した。






