部下の兵士を暴行し、電動ドリルやペンチなどを突きつけて脅すなど加虐行為をした軍幹部が、一審で執行猶予付きの懲役刑を宣告された。
31日、法曹界によると、ソウル東部地裁刑事8単独のイ・ジュンソク裁判官は、重逮捕、特殊強要、特殊暴行、暴行の疑いで起訴されたチュ某氏(27)に懲役1年、執行猶予2年を宣告した。
チュ氏は昨年2月、仁川の部隊内で班長級幹部として勤務し、部下の兵士A氏を捕縄で椅子に縛り付け、電動ドリルを膝に当てて脅した疑いで裁判にかけられた。
同じころ、A氏の顔の前に銃器洗浄用の油と傘を突きつけ「傘で殴られたいか。油を飲むか。専門下士になるか」と問い、答えを強要して油を飲ませるかのように脅したほか、A氏が専門下士にはならないという趣旨で答えると「歯を抜いてやる」と言ってペンチを突きつけたりもした。
2022年には別の部下兵士の首を腕で巻き、いわゆる「ヘッドロック」の形で首を締めたまま約40mほど引きずったこともあった。
イ裁判官は「被告人の犯行により被害者らが相当の苦痛を受けたとみられ、罪責は決して軽くない」としながらも「被告人と被害者らが普段から親しい間柄であり、被告人の立場ではやや悪ふざけに近い行動をしたつもりが度を超えて犯行に至った側面がある点、被害者らが処罰を望んでいない点などを考慮した」と量刑理由を説明した。






