2024-11-30 | 백주연 기자

「米次期国家情報長官、ロシアに友好的」英国・NATOなど懸念

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ドナルド・トランプ米大統領選当選者が次期国家情報局(DNI)長官に指名したタルシ・ギャバード元下院議員について、英国や北大西洋条約機構(NATO)など同盟国から懸念の声が高まっている。

29日(現地時間)、BBCによると、ギャバード氏が上院の人事聴聞手続きを経てDNI長官の座に就く場合、米国と同盟国の情報協力関係に否定的な結果が生じるとの見方が出ている。

NATO加盟国のある元当局者はギャバード氏を「情報分野にまったく経験がなく、疑わしい世界観を持つ人物」と規定した上で、欧州の情報機関内部でトランプ氏のDNI長官人事について不満が出ていると伝えた。

米国内18の情報機関を統括するDNI長官に指名されたギャバード氏は、ロシアとシリアの独裁政権に友好的な立場のため、人事発表当時から論争となった。

ギャバード氏は2022年のウクライナ戦争勃発直後、「ウクライナはNATOに加盟しない中立国として維持すべきだ」として、ロシアと同一の主張をした。また2017年には下院議員の資格でシリアを訪問し、独裁者であるバシャル・アサド・シリア大統領と面会もした。

当時ギャバード氏は、アサド大統領が自国の民間人に対してサリンガスなど化学兵器攻撃を行ったという米情報当局の発表に疑問を提起し、世論の批判を受けた。

とくに同氏は当時、トランプ政権が民間人への化学兵器攻撃を行ったシリア空軍基地を爆撃すると、「無謀な攻撃」だとして、むしろアサド大統領を擁護するかのような発言もした。

こうした足取りのため、ロシア国内でもギャバード元議員のDNI長官指名を歓迎する雰囲気が明確だ。ロシアの著名放送人オルガ・スカベエワ氏は最近、ギャバード氏について「彼はウクライナに対する特別軍事作戦の初日から作戦の背景を説明し、ジョー・バイデン政権を批判した。そしてシリア政府が行うテロ分子との戦争を支持した」と賛辞を送った。

論争に包まれたギャバード氏が上院の人事聴聞手続きをうまく通過できるかどうかも注目される。野党である民主党はもちろん、上院多数党の共和党内でも、ギャバード氏がDNI長官という要職をきちんと遂行できるのか疑わしいと見る視線が少なくないためだ。

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