大田で封印された投票箱を開封し、出典不明の投票用紙を入れる方法で不正選挙を試みているとの通報があったが、これは事実ではないことが判明した。
31日、大田市選挙管理委員会と屯山警察署などによると、前日午後9時20分ごろ、大田市儒城区選挙管理委員会が不正選挙を試みているとの通報が受け付けられた。
通報者らは、選管職員が封印して保管中の投票箱を開け、出典の分からない投票用紙を流し込んでいると主張した。ただ、警察と選管が確認した結果、事実ではないことが確認された。
管外投票用紙の封筒を郵便で配達を受け、投票箱に集める作業を外部から保管所の閉回路(CC)TVを通じて見た不正選挙防止隊側が誤解して警察に通報したものとされる。
選管職員が投票箱に入れたのは、大田以外の他地域で事前投票を行った住民の投票用紙が入った返送用封筒だった。
選管側は、封筒の数量を確認し投票箱に入れる際、選管職員、政党推薦委員がすべて立ち会いのもとで適法に行われたと説明した。
しかし一部のYouTubeチャンネルでは、このような説明なしに、依然として封印された投票箱を開ける場面が収められた保管所のCCTV映像を掲載しており、不正選挙疑惑が拡散している。
大田市選管側は「管外投票用紙の封筒を投票箱に入れるすべての手続きは適法に進められた」とし、「通報者にもこうした内容を案内した。YouTube映像を見て誤解する人が多く、対応策を検討している」と明らかにした。
一方、盧泰岳(ノ・テアク)中央選挙管理委員長は、29~30日に行われた大統領選の事前投票に関連して「有権者の皆様に混乱を招いた点について申し訳なく思う」と述べた。
盧委員長はこの日発表した国民向けの立場表明文で「(事前投票の)管理上の不十分さが一部あった」とし、このように述べた。あわせて「今後行われる選挙日の投票では安心して投票できるよう、より徹底して管理する」と強調した。
ソウル・新村洞の事前投票所での投票用紙持ち出し事態などが発生した29日に金容彬(キム・ヨンビン)事務総長名義で「責任を痛感する」との公式立場表明文を出したのに続き、選管委員長が自ら乗り出して改めて謝罪したものだ。






