31日午前、乗客400人余りが乗車していたソウル地下鉄5号線で放火した被疑者が、離婚訴訟の結果に不満があり犯行に及んだと主張していることが分かった。
同人は自身に対し「死ぬところだった」と抗議する乗客に「死んでいないじゃないか」と言い放ったとされる。
ソウル永登浦警察署は同日午前、汝矣ナル駅から麻浦駅に向かう地下鉄車内で火をつけた60代男性A氏を逮捕し、捜査を進めている。
A氏は警察の調べに対し「妻との離婚訴訟の結果に不満がある」などと家庭の事情を理由に犯行に及んだと主張していることが分かった。A氏は列車の出発直後、約2~3Lの容量のガラス容器に入っていたガソリンを衣類にまき、ガス点火器で火をつけたことが警察の調べで明らかになった。同人は放火事件の発生から1時間ほど後に現行犯で逮捕された。警察は担架で運ばれ汝矣ナル駅のプラットホームに出てきたA氏の手にすすが多く付いていることを発見して容疑を追及し、A氏は犯行を認めた。
警察は事案の重大性を考慮し、6月1日にA氏に対する拘束令状を請求する方針だ。
同日午前、警察は火災が発生した列車を鑑識し、現場で発見した油の容器や点火器などを回収して鑑識中である。また犯行前のA氏の飲酒・薬物の有無も確認している。
この日の火災で21人が煙の吸入や擦過傷などの軽傷を負って病院に搬送され、130人が現場で応急処置を受けたと集計された。
一時、ソウル地下鉄5号線下り線の汝矣島駅~阿峴駅区間の運行が1時間30分ほど中断された。






