ソウル市が2032年までに高齢者向けの大型余暇施設「活力充電センター」と、生活密着型の小規模空間「わが町活力充電所」124カ所を整備する。平日の昼の時間帯にビリヤード場・卓球場・ヨガ教室などを割引価格で利用できる「シニア同行商店」も導入する。
呉世勲(オ・セフン)ソウル市長は30日、瑞草シニアプラザで、こうした内容を盛り込んだ新たな余暇プラットフォーム整備計画「活力充電プロジェクト」を発表した。超高齢社会入りを前に、ダンス・運動・デジタル体験を楽しむ「アクティブシニア」が増える現実に合わせ、高齢者向け政策を福祉中心から余暇・健康・デジタルを包括する統合インフラへ拡張することが柱だ。
都心・東北・西北・西南・東南など圏域別に整備される1万㎡規模の活力充電センターには、人文学講座、読書討論、ワインクラスはもちろん、ピックルボール、スクリーンパークゴルフ、人工知能(AI)コーチングフィットネス、VR旅行、eスポーツ施設などが入る。健康相談・体力認証、キャリア再設計・再就職、福祉・ケア情報案内まで加え、「一日中滞在しながら人生の第2幕を設計するシニア拠点」に育てる計画だ。最初のセンターは2027年に衿川区のGバレー教学社敷地で着工し、2032年までに8カ所へ増やす。
活力充電所は、福祉館、遊休の治安センター、図書館など既存の公共施設をリモデリングしてつくる町の小規模拠点だ。地域の需要に合わせ健康管理・文化享受・自己啓発・親睦のうち1〜2の機能を特化し、すべての空間にコミュニティ機能を加えて「町の居間」として整え、市民の誰もが利用できる。ソウル市は今年25カ所を手始めに、2030年までに116カ所へ増やす計画だ。まず6カ所が上半期中に開所する予定だ。
シニア同行商店は、高齢者に人気のビリヤード場・卓球場・ヨガ教室など民間の余暇施設を指定し、平日の昼に最大50%の割引を提供する制度だ。市は動線改善、案内体系の整備、安全装置の補強などシニアに優しい環境づくりの費用を支援して参加を促す計画で、関連公募は上半期中に行われる。
呉市長は「市民には健康に年を重ねる暮らしを享受する十分な権利がある」とし、「ソウルのすべての高齢者が健康と活力を取り戻し、社会と意思疎通できるよう、世界最高水準の健康な高齢者に優しい都市をつくる」と述べた。






