地下鉄9号線の旧盤浦駅3番出口を出るとすぐ、5階規模の商業棟3棟と最高35階の高さのマンション17棟で構成された大団地が姿を現した。来月7日に入居が始まるソウル瑞草区盤浦洞の「ラエミアン・トリニワン」だ。盤浦洞1109番地一帯の旧盤浦住公アパート3住区を建て替えたラエミアン・トリニワンは、大規模な造園と高級コミュニティ施設を前面に出し、超高価格マンションが並ぶ盤浦洞でも新たなランドマーク団地になるとの評価を受けている。
団地の中に入ると、都心ではなかなか見られない苔やシダ類、松やモミジが調和した風景が広がった。各所ではミストが噴射され、森の中に入ったような涼しい空気とほのかな木の香りが感じられた。造園のコンセプトは「自然そのままの自然」だ。深い森の中を歩くような経験の具現に焦点を合わせた。建蔽率は21.82%を適用し、敷地面積全体10万2930平方メートルのうち造園面積は4万1720平方メートルで約40.5%を占める。団地中央には盤浦地区で最大規模となる約1万3000平方メートルの森を造成した。
地下のコミュニティ空間に下りると、松と水景施設を抱いたサンクン(ウェルカムガーデン)が全面ガラス越しに目に入った。サンクンを中心に3面をガラスで設計し、内部から中央の造園を眺められるようにした。レストランでは大型スライディングドアを通じて造園を眺めながら食事ができる。
コミュニティ施設はハイエンド団地にふさわしく構成した。25メートル4レーンのプールには幼児用プールが備えられ、サウナはバーデプールと乾式・湿式サウナがある。フィットネスセンターにはGXルーム、1対1のPTルーム、3人グループのピラティスルームを備えた。ゴルフ練習場はスクリーンゴルフ2カ所を含め計33打席規模で造成した。特にQEDゴルフシミュレーターをラエミアン団地のなかで初めて導入した。ベーカリーカフェに入ると、6.8メートルの複層の開放感に、横9.6メートル・高さ5.4メートルの大型メディアファサードが視界いっぱいに広がった。
棟のロビーに入ると、ホテルを連想させる空間が広がった。ロビーは折り上げ天井基準で最高3.8メートルの高い階高を確保し、全棟に英国のラグジュアリーデザインブランド、トム・ディクソンの照明を設置した。郵便受けと無人宅配ボックスは地下の利便空間に配置してロビーの開放感を高め、今後はロボット配送システムも導入する予定だ。
101棟には階高6.8メートルの32〜33階複層型スカイコミュニティを設けた。360度のガラス壁で構成し、瑞達山や銅雀大橋はもちろん牛眠山・清渓山まで眺望できるようにし、斜線の壁体を適用して空間の開放感を最大化した。外観には国内マンションで初めて3Dカーテンウォールルックのデザインを適用し、ハイエンドのイメージを強調した。Samsung C&Tの関係者は「造園を含め団地の差別化のために多くの検討を重ねた」とし、「都心の中でも自然を身近に享受できるよう大規模な森を造成しただけに、入居者の満足度は高いと期待する」と話した。






