世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーは、最近の米プロゴルフ(PGA)ツアー・フェデックスカップ・プレーオフ最終戦ツアー選手権制覇により、「ゴルフ皇帝」タイガー・ウッズ(いずれも米国)を通算獲得賞金1位の座から引き下ろした。しかしPGAツアー選手の出場数に対する賞金効率を分析した結果、通算賞金額ではシェフラーがウッズを上回ったものの、賞金独占率の面では今なお全盛期のウッズの壁が高いことが分かった。
10日、Seoul Economic Daily が今季PGAツアーの「獲得可能賞金比率(Percentage of Potential Money Won)」を調べた結果、シェフラーは今季自身が出場した大会の優勝賞金を合計した7238万7000ドルのうち、42.74%に当たる3093万7525ドルを手にしたと集計された。今季のツアー平均が5.64%にすぎない点を踏まえれば、圧倒的な賞金回収効率である。
シェフラーとウッズを単純に「累積賞金」で比較するには限界がある。インフレとともにPGAツアー全体の賞金規模がここ数年で爆発的に増額されたためだ。したがって、選手が出場した全大会で優勝した場合に得られる最大賞金の合計に対し、実際に確保した賞金の比率を示す「獲得可能賞金比率」のデータを見れば、選手がフィールドに及ぼした影響力をより明確に把握できる。
近年のシェフラーの独走は際立つ。2020年にPGAツアーにデビューしたシェフラーは、19大会に出場して7勝を挙げた2024年、獲得可能賞金比率51.02%(ツアー平均5.28%)とデビュー後最高の数値を記録した。昨年も40.07%(ツアー平均5.38%)を記録し、今季も42.74%と賞金をかき集めた。自身が出場した大会の優勝賞金の半分近くを3年連続で獲得し、現代のフィールドの最強者であることを証明した形だ。
しかし「ゴルフ皇帝」ウッズの全盛期の記録をひもとくと、さらに驚くべき数値が広がる。ウッズがツアーを支配していた時代の賞金独占率はシェフラーをはるかに上回る。ウッズは膝の負傷で6大会しか出場できなかった2008年、4勝と2位1回で獲得可能賞金比率78.25%(ツアー平均4.60%)という驚異的な数値を残した。このほか1999年50.54%、2000年63.00%、2002年44.11%、2006年58.63%、2007年54.23%を記録し、ウッズがフィールドに立つこと自体で他の選手の賞金機会が著しく減っていたことをデータが証明している。
結局、通算賞金額ではシェフラーがウッズを上回ったが、フィールド支配力を測れる獲得可能賞金比率の面では依然としてウッズが圧倒的優位を占めている。シェフラーが40〜50%台の数値で今のツアーを支配しているとすれば、ウッズは最高78%という圧倒的な数値でツアーを号令していたことになる。ただ、30歳で通算賞金1位に立ったばかりのシェフラーの全盛期は今なお進行中である点で、彼が「皇帝」の記録にどこまで迫るかに関心が集まる。
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