15日午前、釜山市沙下区甘川洞の港に停泊していたロシア漁船でフロンガスが漏れる事故が発生し、ロシア人船員5人が病院に搬送された。このうち2人は心停止状態だったが、呼吸を回復した。
警察と消防当局によると、この日午前8時37分ごろ、甘川洞に停泊していた769トン級のロシア漁船の内部でフロン冷媒ガスが漏れ出した。
この事故で漁船に乗っていた2人が心停止状態で発見され、応急処置を受けながら近くの病院に搬送された。現在1人は意識と呼吸を取り戻し、もう1人は呼吸のみ回復した状態で治療を受けているという。
負傷者3人はめまいなどを訴え、病院で治療を受けている。当該船舶にはロシア国籍の15人が乗船していた。
常温で無色・無臭のフロンガスは冷蔵庫やエアコンの冷媒などに使われる。毒性は低い方だが、密閉空間で作業する際にフロンガスを吸い込むと窒息する恐れがある。
通報を受けて直ちに出動した消防当局と警察は、現場に救助隊員を投入して人命救助活動を行う一方、追加のガス漏れの有無や残留ガス濃度を測定するなど安全措置を実施した。
警察と消防当局は、漁船内の冷凍設備の点検や内部作業中にガスが漏れたとみて、正確な事故の経緯と原因を調査している。






