「じゃんけんでも負けてはならない」という冗談が出るほど、とりわけ激しい意地の張り合いが繰り広げられるのが日韓戦である。2026年愛知・名古屋アジア大会は32年ぶりに日本で開かれるアジア大会であるだけに、日韓戦が持つ意味はさらに大きい。特に団体球技種目は選手が力を合わせて成果を出すため、迫力と試合の重みが大きく、ファンの関心を集めている。
15日、アジア大会主催側によると、韓国が出場する団体球技種目は野球・ソフトボール、サッカー、バスケットボール、バレーボール、ハンドボール、ホッケーなど6競技だ。各種目で両国を代表する選手が対戦する上、種目によってはオリンピック出場権までかかっており、単なるライバル戦を超えた激しい勝負が繰り広げられる見通しだ。
球技種目初の日韓戦では男子バスケットボールが先に笑った。男子バスケットボール代表チームは13日に終わったA組の予選リーグで日本を100-83で破り、気持ちのよいスタートを切った。韓国は16日にヨルダンと準々決勝を戦う。韓国と日本がそろって準決勝を突破すれば、決勝で再び対戦し、今大会2度目の日韓戦を繰り広げることになる。
野球も大きな関心事だ。柳志炫(リュ・ジヒョン)監督が率いる韓国野球代表チームは、台湾を抑えてB組1位となった場合、A組1位が有力な日本と25日のスーパーラウンド初戦で対戦する。日本を破れば、決勝で台湾または日本と再び金メダルをかけて対決する可能性もある。
ソフトボール代表チームは30日、優勝の有力候補である日本と対戦する。アジア大会でまだメダルのない韓国ソフトボールが、日本を相手に初メダルへ挑むという点で意味の大きい試合だ。
ハンドボールとホッケーでは日韓戦の重みがさらに増す。男女ハンドボールとホッケーには各国のトップ級選手が出場し、優勝を争う。女子ハンドボールは7チームの総当たりで行われ、27日に開かれる最終戦で日本と対戦する。事実上、金メダルの行方を分ける勝負だ。韓国は2023年に開かれた2022年杭州アジア大会の決勝で日本に10点差で敗れた痛みがある。今回は日本の地元で雪辱を狙う。男子ハンドボールはB組で2位以内に入れば、準々決勝でA組3・4位と準決勝進出を争う。日本との直接対決は準決勝以降に実現する可能性が高い。
ホッケーもまた日韓戦がメダル争いの分水嶺となる見通しだ。男子ホッケーは28日に日本とA組予選リーグ最終戦を戦う。組2位以内に入らなければ準決勝に進めないため、韓国としては必ず越えるべき相手だ。女子ホッケーは日本と別の組に入っており、準決勝以降でしか日韓戦は実現しない。特に今大会の男女ホッケー優勝チームには2028年ロサンゼルス五輪本大会への直行切符が与えられるため、両国とも1試合1試合に全力を注ぐとみられる。
サッカーでは日韓戦に加えて南北対決まで繰り広げられる。4大会連続のアジア大会優勝を狙う男子代表チームはD組に入り、A組の日本、B組の北朝鮮とは対戦表上、準決勝以降に当たる。女子代表チームは21日に北朝鮮とF組予選リーグ第3戦を戦う。日本とは、韓国がF組2位、日本がE組1位で準々決勝に進み、それを突破した場合に準決勝で対戦し得る。
韓国と日本が別の組に入った男女バレーボールと女子バスケットボールは、予選リーグの成績によって日韓戦の実現が決まる。






