世界的な人工知能(AI)投資の拡大を背景に、先月の情報通信産業(ICT)輸出の比重が全体輸出額の60%を初めて上回った。
14日、韓国科学技術情報通信部と産業通商部が発表した8月のICT輸出入動向によると、先月のICT輸出額は1年前より162.6%増の599億8000万ドルとなった。月間ベースで過去最高で、ICT輸出額は今年6月から3カ月連続で500億ドルを上回っている。ICT輸出が先月の国全体の輸出額(982億5000万ドル)に占める比重は61%に達した。ICT輸出の比重が60%を突破したのは今回が初めてだ。
ICT輸出の増加を牽引したのは半導体だった。先月の半導体輸出額は466億7000万ドルで、前年同月比209%増となった。グローバル大手テック企業の設備投資拡大によりAIインフラ需要が堅調に続いているうえ、メモリーの超過需要により固定取引価格が上昇を続けているためだ。
このほか、AIデータ処理の拡大で企業向けソリッドステートドライブ(SSD)の輸出が増えたコンピューター・周辺機器の輸出額は、前年同月比383.1%増の64億ドルを記録した。通信装備の輸出額は、ベトナム向け通信機器部分品、インド向け電装用装備、日本向け無線通信用機器の需要増加に支えられ、同期間11.5%上昇した。携帯電話の輸出額は1年前より23.2%増えた。
ただ、ディスプレーの輸出額は前年同月比7%減の16億9000万ドルとなった。科学技術情報通信部の関係者は「携帯電話など完成品に搭載される有機発光ダイオード(OLED)の単価引き下げ負担の拡大がOLED輸出額の減少につながり、全体の輸出が減った」と説明した。






